コミPo! ~絵を描かなくてもポッとマンガがつくれちゃう!~[初回特典付き]
非常に画期的な製品であると思いますが同時に重大かつシンプルな難点を持っている製品であると言えます。
パーツや服装の素材が信じられないほど少なく、また某3Dゲームの様に外部からのデータ取り込みも現状では未対応です。
元々分かっていて寄付金の意味で買ったので個人的には構わないのですが、実際に使うのは自作の外部データ取り込みができる様になってからだと思います。
あるいはより利便性の高いソフトを別の会社が後だししたなら迷わずそっちに流れるでしょう。
とはいえ、ボーカロイドや動画サイトを始めとした様々なアプリケーションで実現した
「プロでなくともカルチャーを生み出せる」システムがついに漫画にまで到達しはじめた事を記念して★4をお付けします。
なんだ!?このマンガは!?
ネットで大人気の、おバカマンガ紹介サイトの書籍化です。
私も大ファンで、いつも更新を心待ちにしています。
おバカマンガを紹介し、
おバカマンガに軽妙なつっこみを入れています。
内容的には、もちろん5点です。
この本には、放送禁止用語連呼マンガ、水道工事マンガ、愛国マンガ、
極めつけは聖徳太子マンガ...
なかなかお目にかかれない、イカレポンチの凄いマンガが目白押しです。
私のようなコアなファンには、
HPに掲載されていない8作の書き下ろしレビューが見所でしょう。
ただ、必ずしも書籍化が必要かな?
という点で−1しておきました。
HPと比較するとやはりボリュームが小さいです。
また書籍化に当たって、
「もう少しレイアウトを工夫できなかったかな?」
とも思います。
この本よりも、ネットで読んだ方が読みやすいです。
引用された画が、ただ同じ大きさで下に並んでいるだけなんですよね。
と、まあ苦言を書きましたが、内容は抜群です。
読めば、タイトル通り「なんだ このマンガは」
となること請け合いです。読めば幸せになれる本です。
劇場用アニメ タッチ DVD-BOX (初回限定生産)
夏になるとBSなどでよく放送されていたりしますが、原作を知っているだけの人でも十分楽しめるようなストーリーになっています。原作で達也の素質を見抜いた西尾佐知子マネージャーや、いい味を出していた新田由加や吉田剛の存在は完全に消されていたりしますが、南ちゃんが野球部のマネージャーに3年になっても残っていたりと設定は結構変更してあります。『背番号のないエース』では達也が和也のユニホームを着て黙々と懸命に投げるシーンが最高だし、『さよならの贈り物』では達也の投球に不満を感じる新田が達也を目覚めさせる一発を放つ勝負が見ものだし、『君が通り過ぎたあとに』では初めの柏葉英二郎のシュアなバッティングシーンだけでもワクワクさせられる。タッチ世代の人には手頃な価格なので、是非手元に置いておきたいものです。
タッチ 背番号のないエース [DVD]
「背番号のないエース」はタッチ映画版の第1作です。
和也が亡くなるまでを描いており、原作やテレビシリーズとは違った脚色を加えてあります。正直言って、「タッチ」らしくない部分も何箇所か見受けられました。例えば和也だったら絶対に言わないだろう台詞が出てきたり、あるいは「南が本当は達也のことが好きだ」というのは3人の暗黙の了解(言わなくても伝わること)で、わざわざ口に出して言わないだろう。などなど、「タッチ」らしくない部分がありました。
一方、「タッチ」らしい部分も見られました。「和也の死」を音楽と画面で表現し、台詞の無い独特の「間」で表現していたり、作品の随所に登場人物の心情を表す挿入歌をふんだんに使っていたりして、「タッチ」らしい部分も見られました。
見る人によって賛否両論あると思いますが、原作やテレビシリーズとは、一味違った「タッチ」が見られると思います。
サイボーグ009 1979 DVD-COLLECTION Vol.1
芦田といえば、ワタルやグランゾート以降の
いわゆる可愛い絵柄のほうが人気は高いですが、
個人的には、バイファムを手がける直前の、
この009の頃が1番、作画も美しく
繊細だったと思います。
アニメオリジナルの話も非常によく描けていて
ジョーが普段は「僕」なのに
過去のすさんだ時代は「オレ」だったり
細かな心理描写も素晴らしいです。
なにより、003をたまに「フランソワーズ!」
と呼ぶのも、2人の親密さを丁寧に描いている。
あ、OPの金田作画の流れるような素晴らしさも特筆。