姑獲鳥の夏 [DVD]
本作に限ったことではないですが、長編ミステリーを映画化した場合、約2時間の尺に
おさめないといけないワケですから、ストーリーに破綻がない程度に省略されてしまう
のは仕方のないことです。
故に映画化は原作を超えることはないと思いますが、あとはどこまで再現できるか?と
いうことですね。まぁ、原作は未読なのでその辺は判断できませんが、本作を映画単体
で見た場合、ミステリーとしては及第点だとは思います。
終盤の「憑き物落とし=事件の真相、謎解き」がミステリーの醍醐味ですから。
見えない敵 (講談社文庫)
小学5年生の息子のために買いました。自分の思うように行動できないケンジ。一人の友達を大切にしたい気持ちともう一人の友達を裏切りたくない心の葛藤がよく描かれていると思います。本当の見えない敵は一体どこにいるのか。どの子にもある心の弱さを細かく描写した良書です。男の子を持つおかあさん方にもお奨めします。女の子とは違う男の子ならではの友達関係を理解するきっかけになるかもしれません。
姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション [DVD]
やはり、この小説を映像化するには無理があったように思う。
というのは、この物語で特に重要なのは、京極堂こと中善寺秋彦と関口の長い会話にあるからである。
読者は京極堂と関口の途方もなく長い会話を理解した上で、物語を読み進め、そしてこの物語のおもしろさに打ちのめされるのである。
だから、会話よりストーリーに重点を置いた、今回の映画は個人的に納得できない。
他にも、この映画の好かない部分は幾つかあった。
けれど、古本屋「京極堂」の再現や目眩坂の雰囲気など、自分の頭の中にあったとおりに映像化されていたので、それなりにうれしい。
その辺を考慮して☆☆☆。
おもしろい話が読みたい!(白虎編) (Aoitori bunko)
もう、この本は最高と言うしかありません!
わたしがよく読ませていただいている令丈ヒロ子先生、そして大ッ好きなはやみねかおる先生!豪華な作家陣でした。
◇令丈先生の「鈴鬼くんのすてきなイトコ?」◇
わたしは普段も若おかみシリーズを読んでいます。おっこちゃんがかわいくて大好きです。でも5巻で出てきた気になる存在、鈴鬼くんが、またまた事件を起こしちゃいました。かわいい魔幸ちゃんにも注目です!!
◇はやみね先生の「出逢い+1」◇
もうクイーンファンのわたしにとっては最高でした。今までシリーズを読んでいて、ずっとクイーンとジョーカーの関係を知りたいと思っていたので、とても嬉しかったです。ジョーカーはこんな辛い過去をおくっていたんだと思うと、いつもはだらけてばかりのクイーンが天使に見えました(笑)
と、他にも面白い作品ばかりです。あさのあつこ先生の蘭シリーズは読んだことがなかったのですが、読んでみようという気持ちになりました。
「おもしろい話が読みたい!」って思っている方。
ぜひ手に取ってみてくださいね。
スタンド・バイ・ミー - ひと夏の冒険 -
他の歌にはない独特の旋律とでも言えばいいのか、とにかくとても良い曲です。
万人にお勧めできますね。
それと他の方のレビューでAiMさんの同名のCDがあるとありますがあれは8cmCDの方ではないでしょうか。
マキシシングルと8cmシングルでは収録曲に違いがあります。
マキシは3曲にスタンド・バイ・ミーのインストゥルメンタル、8cmは2曲とそれのインストゥルメンタルです。