自転車と旅 (実用百科)
輪行の楽しみ方、紹介を中心に構成されています。
自転車のしまい方、自転車のカタログ、紀行文、輪行にまつわるQ&Aなど充実の構成だと思います。
私のようなこれから輪行を楽しみたいと思っているような人にぴったりの内容だと思います。
未来いそっぷ (新潮文庫)
ちょっとした国内旅行をするとき、電車の中で読む本と言えば、興味のある分野の本か軽い小説に限る。
軽い小説の中でも、短編小説が向いている。
長編小説で、もしも先が気になる場合、目的地に着いたあとにまだ続きを読みたくなっていては刊行に差し支えが出るので。
短編の極みというものがショートショート。
というわけで先週末に信州に行ってきたので、星新一の本を持って行ったのだ。
鈍行で3時間ほど。ゆっくり読んでいって完読した。
星新一の本は、高校時代の愛読書で、高校時代の気持ちもよみがえってくる。
すてきな3時間を過ごすことができた。
あの頃、ちっとも不思議ではなかったが、30年経って、未来社会になっているので、ちょっと面白い。
星新一さんは、sf作家なので未来を想像している。
携帯電話を想像できなかったようで、でもポケットベルは想像できたらしい。
コンピュータはしょっちゅう登場するが、計算機としての機会なので、何ナノ仕事に取り込まれるとは想像できなかったらしい。
情報が電子データ化されると言うことは想像できなかったようだ。
代わりにロボットが活躍することを想像したようだ。
未来を予想すること、とても難しいことだ。
でもまたほかの本を読んで、星新一さんの予知能力をあれこれ調べたくなった。
真夏のキリギリス
誰もが知る大ヒットが有るでもないのに、長く活動が続いているし金沢でのライブはソールドアウト…不思議に感じて(スタレビもそんな存在でしょうか)いたのですが、この曲を聴いて合点が行きました。
自分がイケてないこと位十分にわかってる…表面上何がJ−POPだひと夏の恋だ下らねェ所詮俺に関係ねェし的態度取りつつ…それでも内心ヒョっとしてしてと無駄な期待抱きつつソワソワ…花火だミュージックフェスだとウロウロ時間無駄遣い…結局イケてる連中がイイコトしてるの見せつけられ…自分には同じくイケてない野郎友達とつるんでグダグダ…結局ナニも無く夏休み終了当然受験勉強計画も全く進行せず…痛い!痛すぎるぞ!>俺!、という自らの青春時代(約25年前)が走馬灯のように頭を駆け巡りました。増子先輩のガッサガサのダミ声が沁みるんすよ…心の古傷に…
怒髪天は長いキャリアの中で男(特に時代に乗れて無い方)の心を鷲掴みにする楽曲を数々発表しておられ、同世代ということもあり、遅ればせながら今後は心して拝聴申し上げたいと存じます。そして次の石川県でのライブには是非参加したい…大いに騒ぎたい…持病が悪化しない程度に…と思う次第なのであります。
こどものための読み聞かせ えほんであそぼう 3 (三びきのこぶた/おおかみと七ひきのこやぎ/ありときりぎりす)
親戚の子供(3才)へのプレゼントに購入。正直なところ、もし、自分に子供がいたらDSなんかより絵本で十分と思っていたのですが、こんなに夢中になってくれるとは思いませんでした。
はじめは、音読をききながら、話しかけてあげたり。はやく次のページを見たがります。
慣れてくると、自分でタッチペンで画面のいろんなところをタッチして、音がしたり絵が動いたりすると大喜び。自分に子供がいないこともあり、子供とのつきあいは苦手なほうなのですが、ただの知育ソフトというよりは、親子(または大人と子供)の立派なコミュニケーションツールとして機能しているようです。
こういう、ゲームとはちょっとちがう、あたたかいソフトがふえるといいな、と思いました。