有斐閣 法律用語辞典
定義を確認したり、記憶を喚起するのに極めて有効です。
学術書や予備校の参考書で学ばれた方も勉強時にこの一冊を利用すれば定義を見直す際に時間を浪費することはありません。
値段は高めですが、その内容を見れば納得できるはずです。
読書には国語辞典、法律学習には法律用語辞典!
まさに切っても切れない関係ではないでしょうか。
余呉の雨
躓いた時悩んだ時、この歌を聞いています。
心のおくの、乾いてしまった遠いところに
雨が降る・・・。この歌にはそんな力を感じます。
余呉駅から望む羽衣伝説の地、余呉湖。
山に囲まれた美しい鏡湖が、今でも目に浮かぶよう・・・。
これは島津悦子の名曲です!!
子どもが語る施設の暮らし2
前作と比較すると、作文形式が1つであり残りはインタビューになっているが、最後の座談会で述べているように、自己を客体化し見つめ直す作業によって、この子どもたちの成長も図れると思うと作文として出版してほしかった。前作と比較して3年しか経過していないのに、携帯は今や当たり前であり虐待も如実に語られている。社会や施設の変化が激しいことが伺われた。このような取り組みが今後も継続されるよう希望するものである。
子どもが語る施設の暮らし
施設の暮らしを知らぬ訳でもない私が(職員としてであり、養護施設ではないが)、このような書籍が出版されており、そこに思春期、青年期特有の率直な心情の吐露と感情の揺れが表現されていることに驚かされた。全体的に感じるのは、自分の感情が未整理で(年齢的に無理もないが)、退所後に強い心的な刺激があるとPTSDを発症させる可能性があると予想されるこどもたちが多いということである。このような対応は、専門家でなければ不可能であるが、もし退所後のケアができる施設であれば、子どもたちが書いていたように、話を聞き、受容していただきたい。それだけでも、子ども達はどれほど救われるだろうか。施設に就職しようと考えている若者に読んで欲しい本である。