ユート 3 (ジャンプコミックス)
ロングのスケート場が東京近郊にはないためにはじめたショートトラック。ロングで高月くんに勝つことが最優先の目標だったはずだが、牧原くんの速さに魅せられて、ショートの面白さにも気づき始めた雄斗。
高月くんとの決着を約束した大会が近づくが、父親はフラップシューズを買ってくれない。どうする、雄斗!
週間少年ジャンプ連載分+書き下ろし3話で描かれる完結編。周りの人物も生き生きと活躍し始めたのに、なぜ打ち切り?前作で上がった利益を投資してでも、もう少し連載を続けさせて欲しかったなぁ、と思います。
ユート 1 (ジャンプコミックス)
処女作「ヒカルの碁」が大ヒットしたほったゆみ先生原作の第2作目。
スピードスケートを通じた少年たちの成長を描く。
本作は残念ながら、少年ジャンプ誌上ではすでに連載が打ち切られており、50ページの書き下ろしを加えた第3巻での完結が決定しています。
しかし、早期に打ち切られてからといって、本作が面白くないわけではありません。
少年たちがスピードスケートを通じて、ライバルと共に成長していく姿に、私はとてもわくわくさせれ、「ヒカルの碁」の初期の感覚を思い出しました。
様々な複線が敷いてあり、今後の展開がとても期待できる楽しみ作品でした。
また、河野先生の「絵」もどんどん感情豊かになってきていたので打ち切りはとても残念でした。
第3巻でどのような決着を迎えるかはわかりませんが、大人が楽しめる少年マンガの一つだと思います。
ただやはり少年誌向きではなかったと思います。
将来の展開のため複線の多さは、誌上での各回のクライマックスの少なさにつながってしまい、地味なイメージとなり少年にはとっつきにくかったのだと思います。
ほった先生の次作は青年誌で連載させることを期待してしまいます。
天まで届け
NHKで放送のCGアニメのエンディング曲ですが、
てっきりエンディングで流れている曲のフルバージョンを収録かと思いきや。
さすが放送開始から半年後にリリースするだけあって、だいぶ印象の違うアレンジになっています。
アニメでは間奏のギターソロが印象的でしたが、こちらは三線の方を前面に押し出しています。
サントラが出たらそっちにフルバージョンが収録されるのかもしれませんね。
3曲目の「花咲け君よ」はコブツイらしい、力強くて暖かいメッセージに溢れた曲。
4月からのライブで聴くのが楽しみです。
ファンタシースターポータブル2 特典 Amazon.co.jpオリジナルピクチャーレーベル ファンタシースターポータブル2 スペシャルシングルCD付き
PSUシリーズ全てプレイ済みです。
間違いなく戦闘部分では、PS2/PC版含むシリーズ中最高の出来でしょう。
前作と比べると比にならないほど面白くなっています。
ですが、やっと一般的な良作になった、といった印象。
チェインシステムの甘さや、各種バグ、アクションが多彩になったことによって気になってきたカメラワークなど、
まだまだ進化できそうな部分は存在します。
この調子でどんどん進化していってもらいたいです。今作は値段分は十分楽しめています。
男のコートの本
初心者向きでないのは他の方のレビュー通り、素材の厚みよって変わる型紙操作まで出来る人の方がいいかも知れません。
が、しかし、初心者だからと言って無用の本では無く役に立つ本です。
例えば裏地使い、キュプラや化繊の裏地使いは初心者にも有名ですがコットンサテンを使ったりと、
表地と裏地の関係や相性にまでこの本は言及し説明されています。
そこまでは一般的な洋裁本にはなかなか載っていませんし、解りにくい事です。
嶋崎さんの服に対する拘りも反映されての事なのでしょう。
出来上がる服もパイピング仕立てで、脱いで裏が見えても美しい高級仕立てです。
★を一つ減らしたのは、型紙付きで型紙自体はありますが製図がない事です。
囲み製図でもいいから、そこは載せて欲しかったですね。