がんを狙い撃つ「樹状細胞療法」 (講談社プラスアルファ新書)
癌治療の最新の標準治療が知りたければNational Cancer Institute
サイトを見ればわかりますが
藁をも掴もうと取り乱している人は、免疫療法に走るもの
ひとつの人生でしょう
アメリカ発の金融不安から日本の景気も再び悪くなりました。
高齢者が溜め込んだ貯金を社会に循環させるため、
「樹状細胞療法」にすがってカネを巻き上げられるのも
最期の社会貢献かと思います
奇跡の壷を買うのも
乱立してる免疫療法クリニックに貢ぐのも
どちらも自己責任で
がんペプチドワクチン療法
著者の中村先生の講演を聞いたことがあります。
研究の成果は全て癌治療の現場に還元されるべき、という強い信念を持って研究をされている方です。
巷には癌商法と言われるように、癌に効くという高額なサプリや○○療法という客観的に効果が証明されていないものがあふれかえっています。
その中で、このがんペプチドワクチンは癌に効くかどうか、臨床試験という厳正に判断する正攻法で効果を証明しようとしています。
まだ臨床試験の結果は出ていなかったように思いますが、治療手段が限られた進行癌の新たな光明となることを期待してやみません。
だれでもわかる最新のガン免疫療法―樹状細胞療法が切り開く近未来
いままで解明できなかった「癌抗原の細胞性免疫系への提示」
これが、樹状細胞の抗原提示能力を応用することで
科学的に可能になった。
様々なガン免疫療法の決め手が樹状細胞の培養法の完成により得られた。
ここに、「丸山ワクチン」以来 約40年求められ続けてきた
「ガンの免疫細胞療法」が完成した。
本書の科学的データーは、講談社+α新書
がんを狙い撃つ「樹状細胞療法」を著した
岡本正人氏によるところが大きい。
「新 ガンの免疫療法」を知るための一冊です。
がんを狙い撃つ「樹状細胞療法」 (講談社プラスアルファ新書)
インフルエンザのようにがんは「ワクチン療法」で解決できる