安奈淳、膠原病と闘う―生まれ変わった私
宝塚の人は我慢強いとは聞いていた。
あの競争率を突破しての入学、そして2年間の厳しい学生生活をくぐり抜け、入団後も常に自分を磨かなくてはいけない。
その習慣が身についたからだろうか、それとも本来生まれ持っていたものだろうか。
安奈淳は、膠原病を克服してしまった。
しかも、軽度なものから重篤なものまで千差万別の症状の中でも、重篤な方の病から、舞台に戻れるまでに回復した。
それは彼女の生命力であり、努力の賜物である。
彼女に、そんな生きる力を与えたものは何だろう。
舞台の魅力だろうか、ファンの支えだろうか・・・
どちらにせよ、現役時代に架空の人物だったオスカルに真っ赤な血を通わせ命を吹き込んだのは、彼女の生命力であったのは紛れもない事実だ。そんなことを、30年後の今になって思うのである。
人生はうまくできている―病気になって見えたこと
すごく読みやすい一冊です。お菓子で言うならポッキーにような。
元宝ジェンヌらしくご自分を持ってらっしゃる方だなと感じました。ひとつひとつの文章の中に、大切ななにかに気づかせてくれる言葉に出会えます。常にそばにあると云うよりは、必要なときに力になってくれる本です。
ベルサイユのばら~昭和版~ベスト
当時TV放送を録音したテープなど、とっくの昔に聴けなくなってしまっていて、あの頃の思い出はただのイメージでしかなくなっていました。
でも、このCDを聴いた途端、「そうそう!この声、この声だった!!」と懐かしさに胸がつまるようでした。
頬は緩みっぱなし、ついでに涙腺も緩みそうになってしまった私。。。
なかでもショーちゃんファンだった私にとって嬉しかったのは、セリフ付きの“心のひとオスカル”でした~♪
CDが到着した日には、何度も何度も聴きなおした私。
(このレビューも、実は聴きながら書いています(*^^*))