Bella Donna
ちなみにベラドンナとは幻覚、精神錯乱、せん妄を起こさせる毒草です。悪魔が魔女に供したという言い伝えがあります。
ソロアルバムの中でも一番売れて、しかも一番スティービーらしさに溢れているのではないかと思います。持ち前の類まれなるポップセンスを惜しみなく注いだ感じです。なのに日本盤は廃盤だそうで・・・・。
やはりトム・ペティとのデュエット曲が秀逸ですが、全曲大好きです! 何度聴いても飽きない。
ジャケ写の彼女、いい感じで妖精してるし。
美貌と才能溢れるスティービーは私の永遠の憧れの女性です。
ライヴ・アット・レッド・ロックス [DVD]
最近、リージョン・フリーのDVD:Live in Chicagoで年齢を感じさせない、華麗さとたくましさを備えた「雄姿」を披露してくれたスティーヴィーだが、私が知る範囲ではそれまでスティーヴィー単独のステージの映像作品は本作しかなかったはず。元は87年ヴィデオでリリースされた作品。画質はさすがに当時の水準のもので、音もリニアPCMステレオのみ。しかも本編58分だけで、1回のステージ全部を記録したものではない。フリートウッド・マック時代の曲は1曲目とメドレーのようにつながる「ドリームス」だけ。それでも3作目のソロ・アルバム発売後、スティーヴィーがソロ活動に意欲的だった時期の貴重なライヴ映像として本作の重みが減ることはないだろう。
レッド・ロックスといえば、私はニール・ヤングのライヴDVDがすぐ頭に浮かぶが、本作は会場全体をとらえたショットも挿入され、ワイルドな自然と溶け合うかのようなステージの演出が幻想的。そして神秘的な雰囲気をたたえて舞い歌うスティーヴィーの姿には魅了される。スティーヴィー・ファンなら本作も入手するべきだろう。ワディー・ワクテルを中心にしたバックに、終盤ミック・フリートウッドとピーター・フランプトンがゲスト出演してステージを盛り上げる。彼女と白い鳩のツー・ショットまで用意されている。
本作は解説と英語の歌詞つき。収録曲をあげておく。
1.アウトサイド・ザ・レイン 2.ドリームス 3.トーク・トゥ・ミー 4.アイ・ニード・トゥ・ノウ 5.ノー・スポークン・ワード 6.美しき野獣 7.スタンド・バック 8.誰かあなたに 9.エッジ・オブ・セヴンティーン
Rock a Little
Street Angelと一緒に購入。こっちの方がはるかにいい。こういうキラキラしたいかにも80年代風ポップスの方が彼女にはあってるんじゃないですかね。どの曲も小悪魔風の可愛らしさ満点という感じで、楽しんで歌ってるのが伝わってきて聴いてて楽しい。バラードも充実してるし、うんこれはしばらくの間聞けそう。
C’mon,C’mon
デビューは1993年。デビュー前から、様々なミュージシャンのサポートをしており、世に名が知れ渡った時には既に「業界人」だったらしい。作曲、編曲を含めて質の高い作品を発表し続けていることからデビューから10年経った現在でも第一線で活躍している。しかし、ミュージシャンとして卓越した才能を持っているだけで、これだけの支持を集めることはできないと思う。寧ろ、敷居が高く感じられて敬遠されるだけではないだろうか。演者が聞き手と対峙する時に、音楽的な素養は表現力を底上げするものであっても「表現するもの」自体では無い。それでは、彼女のどの様な点が、「表現者」として支持を集める事になったのだろうか。それは、「女性らしさ」と「ロック」を絶妙に融合させたことだと思う。音楽に関わらず文学、絵画といった創造的な領域で、女性が残した仕事の量は男性のそれと比べると、いろいろな時代背景もあるが圧倒的に少ないと思う(女性政治家や女性実業家の方が多いかも知れない)。所謂、ロック・ミュージックにおいても女性の活躍はやはり少なかった。また、ジョーンジェットやベリンダカーライル等の先達はいるものの、彼女達にはどこか「男まさり」なイメージから、男の土俵での表現となってしまい、自然なかたちで女性ならではの表現を行うには至らなかった様に感じる。シェリル・クロウの作品からは楽曲の素晴らしさもさることながら、女性の優しさやキュートなところ、あるいは激しさが聞き手に無理なく伝わってくる。彼女が切り開いた道を、アラニス・モリセットやアヴリル・ラビーンといった後進が裾野を広げていると思う(日本では椎名林檎や矢井田瞳)。本作に収められた「Soak Up The Sun」は彼女の表現が未だにに鮮度を失っていないことを示している。
Live in Chicago [DVD] [Import]
全員が黒いシックな衣装なのに、中身は全編ロック!還暦間近でこのパワーはすごいです。キーがやや低くなってますが、コーラスに助けられていますが、太めになっちゃいましたが、スティービー健在です。ボーカル、まだまだいけるぞ!!おしゃべりも楽しい!!そして、久しぶりに見たワディ・ワクテルのギターも相変わらず、すごいです。(いい服着てるワディっていうのも見るの初めてだわ。)皆さん、これは、間違いなく買いです!!
映像もカメラとレンズ、デジタル技術の進歩で際立ってきれい。アップに耐えたスティービーもえらい!!美しい!!!!
でも、同時に購入した「ブロードキャスティング・ライブ」。こちらはめちゃくちゃひどいです。(しかもこちらの方が値段が高い!!)これは買いなしね!!です。