どこかで聴いたクラシック ピアノ・ベスト101
ピアノ講師をしています。
生徒用クリスマスプレゼントとして購入しました。
他の種類のこの手のCDも持っていますが、
演奏者が同じでレベルもいまいち、聴いていません。
こちらは、演奏者が一流で聴き応えもあります。
長い曲は抜粋になっていて否定する方もいらっしゃいますが、
気に入れば全曲入ったCDを購入すればいいし、
抜粋にすることでたくさんの曲が入っているので私は大賛成です。
私にとってほとんど聴いた事がある曲ですが、
例えばラモーのタンブラン(子供の曲集に入っている)など、
改めてプロの演奏で聴いて見直した曲もありました。
これからクラシックを聴いてみようと思われる方&初心者にとって
お買い得でとてもよいCDと思います。
鬼灯さん家のアネキ (1) (角川コミックス・エース・エクストラ 22-1)
超シスコンの弟とサディスティックな姉とのお話(血はつながってない)
サディスティック成分は割と多め。
姉が本気で弟の苦しむ顔を拝みに仕掛けてきます。
割とネタはストレートなものが多く、エロの表現も割と下品。
でもチョイチョイと姉の優しさが垣間見えるのが安心できますね。
本来のツンデレの配分ってこんなものなのではないでしょうか?
姉妹のやりとりが素敵なのは当然なのですが、
京ちゃんや水野さんが素敵ですね。
というか水野さんが素敵なんですよ。
あのシニカルな感じのかまって感が可愛い。
京ちゃんの悩みも眺めてて大変微笑ましいです。
サブキャラの扱いが丁寧です。
最後に実姉が出てきてリアルを突きつけてくるのが面白いですね。
鬼火 [DVD]
原田芳雄の圧倒的な演技力に脱帽です。クラブで酒を飲みながら人を殺した時の事を淡々と語るシーンは鳥肌モノです。北村一輝がオカマ役で出演されてるのでファンは要チェック!。デビュー当時の松田優作が真似していた(話し方、ボサボサの長髪、私には影響を受けているようにしか見えませんでした)原田芳雄氏、中年の色気に溢れています。そしてラストシーンの静かな、しかし激しい殺意を秘めた名演技は圧巻です。
鬼火 [DVD] (HDリマスター版)
会話が哲学的で、すぐには飲み込めない。古典文学を試行錯誤しながら読むような味わいがありました。
エリック・サティのピアノ曲が、鋭利な刃物のようで作品にフィットしています。
名短篇、さらにあり (ちくま文庫)
北村薫と宮部みゆきが選ぶ「名短篇、ここにあり」の続編です。
「ここにあり」よりは時代が遡りますが、選ばれている作家は大御所揃いです。その中でもベストの短篇が選ばれており、どの作品もそれぞれの味わいがあって最高に楽しいアンソロジーになっています。
個人的には、「骨」(林芙美子)「不動図」(川口松太郎)が好きです。共に余韻のある終わり方で、人生を考えさせられてしまいます。
人情物ということでは、「紅梅振袖」(川口松太郎)が素晴らしいと思います。胸をじーんとさせてくれる一途な思いが伝わってきます。
軽いコミカルなものでは、「押入の中の鏡花先生」(十和田操)「ぼんち」(岩野泡鳴)がいいです。
怖さを求めるのであれば、「鬼火」(吉屋信子)です。
その他には、「華燭」(船橋聖一)「出口入口」(永井龍男)「雲の小径」(久生十蘭)「とほぼえ」(内田百'閨j「ある女の生涯」(島崎藤村)が掲載されています。
巻末は、北村薫と宮部みゆきの対談ですが、これも面白い内容になっています。