アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ コンプリートDVD
VHSではカットされてしまった画面の端。
確かレイダースではアークの収めれらていた寺院の壁画に
C-3POとR2-D2の姿があったはず。
劇場で見た時は発見した喜びが、VHSでは確認できず残念な想いをした事が
今までこのシリーズの減点ポイントだった。
今回のDVD化でコンプリートコレクションにできるのが今から楽しみです。
ジョン・ウィリアムズ・グレイテスト・ヒッツ 1969-1999
曲は一部で編集されているものもありますが原音です。初めて見に行った洋画が「未知との遭遇」でしたから、同じ年代の方なら自分の人生と重なり、懐かしさもひとしおです。
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [DVD]
娘とともに母子でインディの大ファンです!
この、最後の聖戦は、ショーン・コネリーことインディのパパが出てくること。この頃のショーン・コネリー、第二の円熟期、という感じでいろんな映画でいい味を出してるすごい役者さんですよね。こんなにいい感じの存在感を持つ脇役に、お年を召してなれる人は、限られているでしょう!
パパとインディの、結構今まで難ありだった親子関係も、うかがい知れて面白いです。インディが大人になってパパの偏屈ぶりまで理解して、はじめて親子の心が伝わりあう。
それから、冒頭インディの子供時代が出てきて、彼がどうして蛇が嫌いになったのか、ムチを武器として使うようになったか、帽子はいつから被るようになったか、そして、最後には、インディという名前の由来・・・いろいろインディの歴史がわかって、超楽しいです!よく考えられていますよねー、お話が。
少年時代を演じたリヴァー・フェリックスは、夭折してしまい見ていると心痛みます。ハリソン・フォードとの共演は、モスキート・コースト以来、3年ぶりの2回目だったんだ・・・
ナチス・ドイツが敵なので、ドイツ人の国民性がこの時代にはマイナスに突っ走ってしまったんだなー、と思いました・・・飛行船など、時代らしいものもいろいろ出てきて楽しめます。悪女も美女ですし。
永遠の命等物欲に駆られた人々と、麗しき妄想、という伝説のロマンを追いかけたインディのパパと、その対比がすばらしい!
本当に天才だなーと思うほど数々のウィットがちりばめられた、ノンストップ冒険物語です。
そして、ハリソン・フォードの困ったような顔が、たくさん見られる、キュートな映画ですね。
日本フィル・プレイズ・シンフォニック・フィルム・スペクタキュラー Part1~アラビアのロレンス(愛と冒険篇)~
1980年代以降、映像音楽の録音といえば、ジョン・ウィリアムズの指揮するボストン・ポップス・オーケストラとエリック・カンゼルの指揮するシンシナティ・ポップス・オーケストラによるものが、質的に突出したものとして存在してきた。
しかし、前者に関しては、オリジナル・サウンドトラックの演奏と比較すると、しばしば、演奏に生気を欠くことが多く、また、後者に関しては、近年になり、編曲に劣悪なものが増え、指揮者も精彩を欠くようになり、徐々にこのジャンル自体が魅力を失うようになった。
しかし、今世紀にはいり、日本フィルハーモニー交響楽団によってたてつづけに録音された6枚のCDは、上記の両横綱の録音と比較しても遜色のない、高水準の内容を誇るものである。
沼尻 竜典と竹本 泰蔵という有能な指揮者の的確な演出のもと、20世紀の古典ともいえるハリウッドの代表的な作曲家の傑作の数々が実に見事に奏でられている。
これらの演奏の特徴は、あえていえば、オリジナルの魅力を過剰な演出をくわえることなくありのままに表現していることにあるといえるだろう。
いずれの作品も、世界中に配給される映像作品の付随音楽として作曲されているために、もともと高度の娯楽性と表現性をそなえた作品である。
ここに収録された演奏は、それらの作品が堅実な職人性のうえに自然体に演奏されるだけで、視聴者に無上の歓びをあたえてくれることを明確に示していると思う。
いずれにしても、20世紀後半、正当な評価をあたえられることなく、ハリウッドの片隅において高水準の管弦楽曲を創造しつづけた数々の現代作曲家の労作をこうしてまとめて鑑賞してみると、あらためてそれらが実に良質な作品であることに驚嘆させられる。
そこには、紛れもなく、最高の職人性と大衆性が見事な結合を果たしているのである。
日本フィルハーモニー交響楽団による6枚のCDには、そうした身近なところに存在していた現代芸術のひとつの奇跡が封じ込められている。