醜形恐怖 (知恵の森文庫)
初めて最近このような名前を知って、自分がこういう病気だと認識することができました。
中身はいろいろな患者さんの症例、どうやってよくなっていったか、中には自殺してしまった人も書いてあります。自分は5年間この病気に悩まされていましたが、最初はこれが病気だとはわかりませんでした。参考になることも書いてあるので、参考にしたい方はぜひして欲しいと思います。
醜形恐怖の人はとりあえずこの本を読んでみて、心療内科を受診するべきだと思います。
そして必ずどんな病気にも原因がありますから、自分でいろいろと行動して、その問題、原因を見つけて排除する努力をしなくてはいけないと思います。薬でよくなっても、自分で解決できてなければまた発病する確率は高いです。
醜形は本当に苦しい病気で、周りの人は全く理解してくれません。
患者さんによって発症原因はさまざまなので、これをしたらよくなるという答えはないです。
自分で自分にあった解決方法を試行錯誤しながら見つけるしか治す方法はないように感じます…
りゅうりぇんれんの物語
茨木のり子のあの超大作をピアノ弾き語りに?
どんなものかと思って聴きましたが、圧巻でした。
聴いたあと、感動のあまりしばらく言葉が出ませんでした。
14年間を74分に凝縮させた緊張感がライヴ録音から伝わってきます。
朗読?歌唱?演劇?いろいろな受け取り方があると思いますが、
日本語の表現と真正面から挑み続けてきた沢知恵にしかできない世界、
彼女の集大成ではないかと思います。
ブックレット(歌詞カード)もとても立派で、
我が家ではCDラックの見えるところに飾っています。
テーマは重いですが、これは広く聴かれるべき作品だと確信します。
小さな恋のうた
CMで聞いた曲がすごく気に入っていて購入したのですが
開けてみたら中に
「一部オリジナルの歌詞のとおりにうたっていません。またライブ録音のため、
会場やピアノ椅子、ペダル音、お客さんの咳払いなどのノイズが入っています。」
と注記がなされていて
1曲目と2曲目には終了後のお客さんの拍手も入っていました。
曲自体はとても良いのにそこだけが残念な点でした。
ライブ版とは書いてなく、他のレビューもその点には触れていなかったので
勘違いをしないように注意が必要です。
FURUSATO~故郷
「ふるさと」という言葉は、「温かさ」や「懐かしさ」の響きを持っています。そしてどこか淋しく、物悲しいですね。ヒーリング・アルバム「FURUSATO~故郷~」を聴いていて、日本人の原風景を心の奥底にずっと思い描いていました。
皆さんの「FURUSATO」の情景はどのようなものなのでしょうか。自然が一杯の野や山、川や海、移りゆく四季の変化、素晴らしい日本の姿でしょうか。
日常の生活に追われ、疲れきった現代人にとって、現実にはない理想の「FURUSATO」を一時感じさせてくれるような「ヒーリング・アルバム」です。
NHKの「日本 映像の20世紀」は素晴らしい番組でした。日本中に残っている昔のフィルムを探し出してきて、当時の人々の生活を活き活きと蘇らせてくれた作品でした。また、そのバックに流れる千住明の一連の音楽も大変印象深かったですね。
二胡のジャー・パンファンの「花」、「島唄」を聴いていると悠久のアジアの広がりと哀愁が寄せてきます。
宮崎駿監督作品の「となりのトトロ」、「もののけ姫」のカバーもアレンジがステキで映画のあの情景が再び浮かんでくるようです。
「心の豊かさ」ってなんでしょうか。感受性を高めて、心のひだに染みこむような「FURUSATO ~故郷~」を是非、お聴き下さい。