新美味しんぼ1 [DVD]
人気料理漫画のドラマ化です。
山岡士郎と海原雄山の二大料理人(実は親子)の対決を軸に
様々な人間ドラマが矢継ぎ早に起こります。
これが結構テンポが良くてスラップスティックな感じが心地よい。
アニメ風な演出が調味料として良く効いています。
ややもすれば切れるもまだまだ甘い松岡=士郎と
頑固一徹そうで優しさが滲み出ているマツケン=雄山はいい味出しています。
士郎と雄山を巡る人々も中々個性的です(二人に振り回されているばかりと思えますが)。
特に爺ちゃん系。
そして手に汗握る料理対決の後に最後にたどり着いて二人が見たものは・・・・・・。
沢山の料理!!ギャグ!!そして父と子のドラマ!!どこを突っついても面白いドラマです。
しかもこの値段はお得!!是非見てください!!
新美味しんぼ2 [DVD]
結果・・・前半半分以上、料理対決で料理が出てきて
解説ばかりの単調な展開になってしまったのが
いかにも残念な作品となってしまいました。
原作もこういう感じなんですが。
後半の士郎と雄山の和解の展開は中々ホロリとするんですがね。
アニメ風演出も前作よりパワーアップしているのに消化不良な感じです。
初見さんでは人間関係が把握しにくいので
先に「新美味しんぼ1」を視聴する事をお勧めします。
前半の料理対決では大阪の名物が多数登場しますので
大阪に食い倒れ旅行に出かけられる方にはガイド代わりになるドラマかと思います。
アニメホットウェーブ
うーん、これは私も聴いたことがあるのですけど、日本テレビ系列の作品で、なかなか他のCDに収録されないアニメの主題歌が多かったかな、という印象が強いです。しかしこのシリーズ全体の合計60曲中に、「輝け!週刊少年アニメ王80's」か「アニメージュ・魔法少女・コレクション」のどちらかに収録されたのが合わせて「16曲」もあるとは思いませんでした。それも受けてこの評価です。
歌手ごとのベストアルバムでは、「Myこれ!クション・仁藤優子」で「1」を、「中原めいこゴールデン・ベスト」で「2」を聴くことができますね。
タイトルの理由は「8〜11」の4曲で、私もここの通称「ぴえろ魔法少女4連メドレー」が凄く印象に残って、その上でその4つ全部が収録された「アニメージュ・魔法少女・コレクション」を買ったわけです。これを買ってその「4連メドレー」が気になった方は、ぜひ「アニメージュ・魔法少女・コレクション」も買うことをお勧めします。
また、「輝け!週刊少年アニメ王80's」でも「12・14・15」を聴くこともできますので、こちらもお勧めしたいですね。
とはいえ、残り8曲もかなり貴重かなと思って、これ以上下げなかったわけですけどね^^;。とりわけ、「赤い光弾ジリオン」「蒼き流星SPTレイズナー」「星銃士ビスマルク」「美味しんぼ」は、収録してある他のCDがなかなか見かけないので、かなり貴重だと思いますよ(^^)。
アニメ・ホット・ウェーブ3
これはどうやら挿入歌も入れてきたようですね、「7」が「六神合体ゴッドマーズ」の挿入歌の1つ、「8」は「魔法のアイドル・パステルユーミ」ですね。まあ、4つ全部揃うと、「OP・ED」の組が多くできてくるのですが、やはりバラバラにして組みなおしたのがちょっと…ですね。
そして、佐野量子さんの「12」が、「佐野量子ゴールデン・ベスト」に収録されていなかったと言うのはなんともはや…。「11・12」の2つは特番アニメの関連曲です。
他に「3」が既に「中原めいこツイン・ベスト」に、「9」は「太田貴子ゴールデン・ベスト」や「アニメージュ・魔法少女・コレクション」に収録されましたね。「輝け!週刊少年アニメ王80's」には、「2」が収録されました。
このCDでとりわけ貴重なのは、「1(サイバーフォーミュラ)・5(つる姫じゃ〜っ!)・13(ムサシロード)」の3曲でしょう。「13」は、「ホットウェーブ4」に、対となるOP曲もありますよ。
土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)
他のレビュアーの方と同様 漫画の美味しんぼでこの本を知り すぐ書店で注文し 以来愛読書となっている。
1-12月の各月に 水上が当時住んでいた軽井沢で作った精進料理の話である。まず第一に 読んでいておなかがすいてくる。いわば素人の家庭精進料理の話であるわけだから 豪華絢爛たる内容であるというよりは むしろ 質素な内容であるのだが それでも実に美味しそうである。空腹時に読んでいると たまらない。
それと同時に語られる 仏教を通常低音とした 水上のとつとつとした語りが 実に魅力的である。水上の大きなバックボーンは 幼少の頃の寺住まいだったわけだが それを縦横に かつ 素朴に語るのに聴き入っていると 段々こちらも 厳粛な気持ちにすらなってくる。
その意味で 本書は他の凡百の美食本とは 全く次元の違う一冊である。「食事とは人生の一大事である」という一文には 襟を正すものがある。