大人は判ってくれない [DVD]
面白かった!アントワーヌの母親も父親も先生も子供のこと判ろうとしないくせにいっつも命令口調で、今も昔も大人って変わらないんだなってけっこう笑いながら観てました。それに子供のせいにして自分が本当のわがままだって知らないあたり本当大人って馬鹿!って思いました。そんなの子供は窮屈ですよね。でも、それにしてもアントワーヌは単純すぎると思います。私がアントワーヌぐらいの頃はもっと頭良かったっつか私がアントワーヌだったらもっと上手くやるな。まあ、上手く子供のことを描いてると思いました。
大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成
野火ノビタ名義のマンガ家榎本ナリコ作の評論集。
書いてあるのはアニメのエヴァ、幽遊白書などの富樫義博、やおいについて。
タイトル自体がアダルトチルドレンっぽい。
またはそれをあつかった自己憐憫の旺盛な著作とか。
タイトルだけだから、まぁいいけど・・・
エヴァは精神分析をモチーフの一つにした(それを意図したか否か不明)傑作ですが、
逆にそれをネタに精神分析を語るのは本末転倒な気がするのです。
またそれ自体非常に宗教的なものになりがちで批評も不毛なものになりがちです(これがそうなってるとは言えないが・・・)
わたしはエヴァをリアルタイムに見てないので当時の熱狂の中にいなかったのは残念だけどね。
富樫については、わたしはあんまり富樫ファンじゃないので著者の彼への没入にタジタジになる。
また、少女マンガから切り離せない「やおい」
やおいとは、女性向けに描かれた男と男の恋愛もの、多分に男女の恋愛ものに相似するもの。
男性向けポルノは理解しやすい。
女性のヌードがあればいいから。
でも、やおいはよくわかりません。(^_^;)
小説家の栗本薫も面白いから原因不明でもいいと言ってなかったかな。
女性も子供のころから好む人もいるそうなので人間とは本質的にそうかも。(^_^;)
著者の「やおい」論は参考になりました。(^_^;)
CinemaComplex
リンクスはこのCDで始めて聞きました。
フルートの4重奏はとてもバランスが良く
気分を良くしてくれます。
特に1曲目の"千と千尋"と2曲目の"魔女の宅急便"は
おすすめ!
聞く人にきっとさわやかな風を運んでくれると思います。
カメラ=万年筆(紙ジャケット仕様)
全般に白井良明のギター、鈴木博文のベースが大活躍で、かしぶち哲郎のドラムと3ピースで基本的に全曲成立しちゃってるスカスカ感が心地よいです。これに岡田、武川の半ば自由演技気味な上モノがかぶさり、お約束の慶一しゃくりあげボーカルで仕上げという実に切れ味のよいサウンド。複雑に作っていそうで、実はバンドサウンドとしてゴリゴリな仕上がりとなっているのがミソ。マニアマニエラ前夜の彼らの底なしのエネルギーを感じます。