外国人と対話しよう!にほんごボランティア手帖
この本は日本語ボランティア向けに書かれた本だが、現場のノウハウだけにとどまらず、日本語ボランティアのおかれている現状や背景もわかるようなつくりになっている。日本語教育について興味がある方だけでなく、すでに日本語ボランティアや日本語教育のある程度知識・経験のある方にも非常に役立つ情報が多いと思う。
冒頭であるように、この本に書かれているのは「『対話中心の活動』のススメ」で、「日本語の教え方」の本ではない。日本語教授法や文法にはほとんど言及はなく、実際のボランティアが知っておくべきこと、遭遇するであろう問題やその解決方法といったものが、非常にわかりやすく網羅されている。私は90年代に日本教育能力試験に合格し、日本語ボランティアの経験があるが、それなりに知識や経験があっても、この本の提示するアプローチは傾聴すべきで、また、有用かつ示唆に富んでいるアドバイスが非常に多いと感じた。
普段本を読まない人を意識したデザインになっており、人によってはかえって引いてしまうかもしれない。特に、第1章の一部は、漫画風のイラストが多すぎかえって読みづらいと感じた。
黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)
著者は「黒い看護婦」達の生い立ちから、殺人事件へ至った背景へと
話を展開させますが、個人的には、このような話は特殊ではなく
「どこにでも起こりえること」と思いました。
というのは、女性が複数でつるむときの行動や心理が、
自分の職場の状況と非常によく似ているからです!(笑)
「女性だらけの職場には就職するな!」とよく言われますが、
それをリアルに描き出した傑作だと思います。
男としては、女性集団(女性一人一人では問題ない)の、
お局を筆頭とする陰湿・残虐な行動には、
興味よりも、ただただ嫌な気分にさせられます。
だから・・・いや、なんでもありません。
(**)
黒い看護婦
我々の世界にもこういうことは大なり小なりあることだと思う。決して理解できることではないが、ある種教祖のようなものなのだろう。怯え、信じ、そして狂気に走る。人の弱みにつけこむ手法、しかしながら、あまりに幼稚。なぜ一歩踏みとどまることができなかったのか、なぜ周りでとめることができなかったのか。そこまで完璧な手法だったとは到底思えない。
解決に向かうときの主犯のあせり、追い詰められていく臨場感がもう少しほしかった。
阿久悠を歌った100人~青春時代~
#18曲目に「純情」が収録されてます。コレだけでも買いです。
以下、収録曲です。
1. 朝まで待てない/ ザ・モップス
2. 白いサンゴ礁/ ズー・ニー・ヴー
3. 花のある坂道/ 大石悟郎
4. 若草の髪かざり/ チェリッシュ
5. 青春挽歌/ かまやつひろし
6. 吟遊詩人/ ガロ
7. 青春時代/ 森田公一とトップギャラン
8. 個人的メッセージ/ ハイ・ファイ・セット
9. メッセージ/ 都倉俊一
10. たそがれマイ・ラブ/ 大橋純子
11. 世迷い言/ 中島みゆき
12. 風来坊/ 加藤登紀子
13. 時代おくれ/ 河島英五
14. 哀愁物語〜哀愁にさようなら〜/ 村下孝蔵
15. ファンレター/ 南沙織
16. 三都物語/ 谷村新司
17. なぜ口笛を吹かなくなったか/ 森山良子
18. 純情/ 吉田拓郎&加藤和彦
19. ジョニィへの伝言/ 高橋真梨子
20. BOO〜おなかが空くほど笑ってみたい〜/ ゴスペラーズ