天国に涙はいらない〈4〉男色一代男 (電撃文庫)
さてさて、抱腹絶倒ギャグ満載、美少女山盛りでお送りする天国に涙はいらない4巻では、なんと委員長タイプのメガネっ娘というコアなネタを用意してくれました。
そしてこの巻でついにたまの出自が明らかに!?
惜しむらくはこの巻の主役がヒゲのマッチョ親父だということでしょうか。
そうです!この巻はマッチョ親父の行動、心境、葛藤がメインテーマなのです。
どうか沸き立つ漢のダンディズムをご堪能ください。
touchII
どれも聞き覚えのあるCM音楽です。普段テレビで耳にするときは宣伝映像やナレーションのインパクトを支える黒子役として、ちょっと聞きとりにくいくらい小さな音量だったり、すぐにフェイドアウトしてしまってますが、こうして音楽だけ取り出して聞いてみると、どれも楽曲として丁寧に作られていて、そこから新しいイメージがわいてくるようです。いつもの15秒CMだと、ちょこっとだけ部分使いして終わりなわけなので、フルバージョンが収められたこのCDはエコ的にも正しい。と思いました。
モーツァルト:アリア集
コジェナー初のオールモーツァルトのアリア集です。今までに録音した曲とは被らないように選曲されたところや既に録音された曲も歌い方を変えて、また違う趣の歌曲に仕立てたところは、やっぱりコジェナーならではのこだわりが感じられて好ましいです。でもこの歌い方を変えたところなど歌に装飾を施しているような、凄く余裕を持って歌っているような感じが、(これは成熟なのかもしれませんが)、これまでの真摯な彼女の個性が希薄になったような気もして、ちょっと寂しく感じました。たぶんジャケットの中央でにんまりしている指揮者の影響かもしれません。なんてこの指揮者に対する嫉妬も混じっているかもしれませんが・・・。でもやっぱり、コジェナーのモーツァルトを聴くならグルック、ミスリヴェチェックを含むアリア集の方が好きです。皇帝ティトのセストのアリアが聴けるし、ミスリヴェチェックも素晴らしいですしね。