ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
YMOが散開した年に生まれた私は、YMOと言えばこのジャケットしか思い浮かばず、とにかく胡散臭いおじさん達が集まった、なんかいかがわしいグループというイメージしかありませんでした。 今迄洋楽しか興味を持てず、テクノ自体食わず嫌いだったんですが、なんとなく気まぐれでこのCDを聴いて日本でかつてこんな音楽が作られ、受け入れられた時代があったのかと改めて思うと凄い、と衝撃を受けました。 かくして。今ではYMOの御参方は胡散臭くていかがわしくて素敵なおじさん達になり、iPodの中はテクノが増殖中です。 まだYMOを知らない人、聴かず嫌いな人は好きになるかどうかはさておきとりあえず聴いてみて欲しいなあと思います。 一度はイエローマジックを体験してみてはどうかと。 私的なレビューになりますが、一刻も早くこの世から消滅してしまいたいと毎日絶望していた時にYMOに出会い、希望と言うものに気付かせて貰いました。 YMOを聴かずにして消滅してしまわずホントに良かったと思います。
SEVEN SAMURAI 20XX
映画ファンでゲ-ムを楽しみ遊びたい人には是非どうぞ。黒沢監督ファンもなつかしの場面の雰囲気に後半戦ではフラッシュバック的に堪能できます。例えば映画七人の侍の中の三船ヨロシク刀を構えて走るシ-ンやのぼりのマ-キング、各キャラの顔つきや何気無いしぐさの動作等々。アクションル-ルは、インパクト直前にガードボタン&回避ボタンの同時押しの連打で応酬すればあるていどはクリヤ-できます。二刀流モードでの敵を切り刻むタイムリミットが制約となってあえて敵から逃げたり若しくは敵をわざと泳がすという智謀や戦術も必須です。オープニングのシーンがSFチックなのにBGMがサムライスピリッツという落差のミスマッチ。この作品と出合えて本当にありがたき幸せです。
ハイファイ新書
何度聴いても、やくしまるのヴォーカルに背筋がぞくぞくっ…ときます。やられっぱなしです。あくまでも彼女の声をフロントに立て、バックはサポート役に徹するという本作の戦略は実にお見事。一歩間違えば危うい言葉遊びが、ほとんどの曲で成功をおさめている真部の作品と、やくしまるという類い希な表現者(歌い手)の組み合わせ。ひょっとすると、これは奇跡に近い出会いだったのかもしれません。
ところで、本作を先に聴いてから「シフォン主義」を購入する人も多いのではないかと思いますが、結論から言うと、前作もクォリティの高い作品ではありますが、ここで彼らが切り開いてみせたマジックはまだありません。
だから、以前からのファンの一部が本作に対して抱く戸惑い、失望をときに耳にしますが、その逆も大いにありだと言わせてください。
L.O.L Lack of Love
ラブデリックの異色PSソフト「moon」「UFO」に続く第三弾のDCソフト。
この「L.O.L」が発売された後に、ラブデリックとゆう会社は無くなり、バンプール、スキップ、パンチラインとゆう会社に派生しています。
かの坂本龍一さんと西健一さんのコラボレーションによって生まれたゲームです。
全面的にゲーム中に流れる曲は、坂本さんが作曲しています。
このゲームの目的は、生きること。
人類が第2の地球を作る為にL.O.L計画とゆうものを発動します。
これに沿って派遣されたのが、HALUMIとゆう惑星開発ロボット。
HALUMIは第2の地球に適した惑星を発見します。
それが、主人公ライフが存在している星だったんですねぇ。
ライフは初めは変な卵です。微生物みたいな。
そして、いきなりゲームは始まりいきなり魚に食べられそうになったり。
内容なのですが、進化を繰り返すことでゲームを進めていきます。
登場する生き物たちを殺して、食べます。
そして、動物達と仲良くなってコスモボールとゆうものを集め、新しい環境でを生き抜くための進化をしていきます。
他の生き物を殺して、食べて、他の生き物に挨拶して、必要ならばシッコして・・・。
進化を繰り返し生きて行く中で、人類の惑星開発ロボットHALUMIはどんどん、この惑星を開拓して行きます。
最後の方は、お察しの通りで開拓していくにつれて動物達も死んでいきます。
ゲーム中では、ほとんどヒントが無いと言って良いです。
そこが、毎度のことながら良くも悪くも・・・。
1度つまると攻略サイトなど見ないと分からないと思います。
moon、UFOと同じく考えさせられる点はいくつもあります。
その辺は、ゲームを通して感じ取ってみてください。
ただ、このゲームはのめり込める人ならエンディングと内容には凄く考えさせられると思います。
久石譲 ENCORE -オリジナルエディション-
沢山良い曲が入っています。ピアノを少しは弾ける方なら、練習すればすぐに弾けるようになる曲もあります。また、久石さんの曲は、誰かが編曲してしまっていることが多く、頑張って練習しても、自分が想像してる曲と全然違っていたり、本来の久石さんの曲が台無しになっていることが多いのですが、この楽譜なら、久石さん自身が書いた物なので、きっと練習する甲斐があるでしょう。このCDも一緒に買うと、どんな感じに弾くと良いかわかるので、一緒に買うことをおすすめします!