Hatsune Miku Orchestra
私は40歳代でモロにYMO世代、かつYMO信者です。
彼らの全てのアルバム、全てのライブツアー、関係書籍等の一通りを経て、YMOに青春を捧げた者です。
細野さんに「音楽の聴き方」を教わり、教授に「思想」を教わり、ユキヒロに「ファッション」を教わりました。
一方で、初音ミクは、自分が経営する会社の若いスタッフ衆が聴いているのを傍聴してる程度で、「テクノも含め音楽自体が随分と安直でお手軽になったもんだね」と、やや否定的でした。
このアルバムだって全く期待してなかった。・・・と言うか、正直「汚してくれんなよ」と思ってました。
しかし!・・・オジサンは負けました!
これは凄い! そして何よりも嬉しかった!
オリジナルへの敬意と愛情が溢れている!!
今まで、自称YMOチルドレン達による「独りよがり勘違い冒涜カバー」アルバムは腐るほどあって、それらはホントどいつもこいつも銃殺モノでしたけど、これはセニョール・ココナッツ(=アトム・ハート)による傑作ラテン・カバーアルバムに匹敵するほどのクオリティです。
今風解釈で往年の信者の心を逆撫でされるどころか、今風でありながらも「ちゃんと引き継いでくれてありがとう!」と素直に感謝し喜べたことが我ながら意外でした。
3人の御大も苦笑しながらも拍手を贈るでしょう。
本当によくやってくれた!
生まれ変わった「以心電信」と「音楽」は特に涙モノでしたよ。
「胸キュン」だってシングルカットしても全然良いクオリティだよ。
マニアックなことを言えば・・・DTMソフトに一番相性が良いのか「‘83散開ライブ(アルバム「AFTER SERVICE」収録)」のアレンジと雰囲気を基調にしているようですが、様々なヴァージョン違いがある各々のオリジナル曲の中で往年のファンに最も評価が高いアレンジがツボとして随所に採り入れられていますから聴き飽きることは絶対ありません。
30年の世代ギャップを見事に埋めてくれる「まさに好盤」と言い切ります!!
ニーチャン、ネーチャン、オジサン、オバサン、みんなで聴こう!!
私もこれをキッカケに、これから初音ミク(とそれを取り巻くカルチャー)を敬意を持ってしっかり見守っていこうと思っています。
追伸1:
>nariさん(ここはBBSじゃないけど)
枯れたご本家もオツですよー。
同日発売の↓コチラ↓もちぇけら!
POSTYMO [DVD]
グリッチノイズをビンビン効かしアンビエント&アンプラグドで、オジイチャマ達は頑張ってらっしゃるから。(笑)
追伸2:
3ヶ月ぶりにこちらのレビュー見たら皆さんが続いて白熱していらっしゃるので嬉しいです。
でも私と同世代の「YMO原理主義」の皆さんのネガティブ反応はかなり恥ずかしいです。
かくいう私も原理主義でしたよ。でも今この歳になって、広い視野で色々な視点で音楽を知りたい。30年前のYMOが今どう聴かれているかを知りたい。若いクリエイターの方々による「化学反応」ぶりを聴いてみたい。。。そういう自由さを持って音楽とYMOを愛好しています。
それを大した根拠も示さず全否定する同世代の幾人かの方を恥ずかしく思います。
幸宏さんの声がミクに変わったから「いかん!許さん!幸宏のが断然いい!」って、ホント見苦しいし、いい歳して大人げないったらありゃしない。
>(恥ずかしいレビューの抜粋)
>TONG POOなんて、あっこちゃんの声があったから、こんな、VOCALOIDでその気になってるだけで(後段略させていただきます)
オリジナルのあの声はあっこちゃん(矢野顕子)じゃないですよ。あの声は吉田美奈子さん。YMOファンなら基本中の基本の知識!!
だからぁ。。。ったく。。。得てして「真のYMOファン」とか名乗るような原理主義者の方って偏ったモノの捉え方、というか偏った知識で満足してるから、音楽の聴き方すら大きく偏ってる。(Vocoder等の技術に関するコメントも的外れでヘンテコだし。)
リアルタイム信者からすれば、若い方々に対してマジで恥ずかしいことですよ。
若くてYMOかじった程度の方でもあれが吉田美奈子さんであることをご存知な方は多いですから。
今にも「オッサンら、知識浅ぇぇ!」と声が聞こえてきそうです。痛すぎます。舐められますよ。
YMO GLOBAL YMOから広がるディスクガイド
何を期待して商品を選ぶかは個々の問題。まぁ、タイトルに GLOBAL とはね。私は結構楽しく読ませて貰ったけど。値段も手頃だし。コアなファンならソロワーク全て網羅して欲しかった。(これは筆者自ら前書きで注釈してるのでマイナスポイントではなく主観的意見です)再始動(?)時の今は当時リアルタイム体験した世代には良いんじゃない?
スーパーロボット超合金 ゴッドライディーン
造形や塗装は文句なしです。
ROBOT魂基準より上です。
可動も文句ないレベル。
しかし、部分的に間接がギチギチでポーズが取らせにくいです。
また、角や翼の本体との結合部分が金属ではなくいかにも折れ易そうなプラスチックなのが気になります。
落としたりしたら確実に破損するのでガシガシ動かして遊ぶ方には不向きかと。
REIDEEN (ライディーン) Vol.3 [DVD]
3巻でゴットバード登場。なぜゴットバードを使えるようになったかは説明不足です。
相変わらず敵の目的は不明です。何か試してるのか、戦略が無いのか、目的が無いのか、ハッキリしません。
また、主人公の家族は彼の環境の変化に気が付かないようです。やはり、変身ヒーロー物とい位置づけなのでしょうか?。
ゴッドバード① (CR COMICS)
「長谷川氏の絵柄が嫌い」という先入観(かくいう私もそうでした)さえ捨てれば、「これぞロボットアニメの王道!」といえます。
主人公こそ訳あって別人ですが、荒磯、猿丸といった、懐かしいキャラが出てきます。
そして、コンバトラーV、ボルテスファイブ、ダイモスは当時のままのパイロット達!
オヤジ心wをくすぐります。
立ちはだかるプリンスシャーキンをリーダーとした市川治美形ライバル!
熱いです、スーパーロボット大戦のようなゲームが好きなら、なおさらです。