蝋燭姫 2巻 (ビームコミックス)
主人公の侍女、フルゥは、気高く美しいスクワ姫が大好きだと言う。
だが政争と陰謀により、スクワ姫はその全てを失っていく。
城と家臣のみならず、美しい衣装も、長く金色の髪も、透き通る白い肌も。
そして、フルゥが高貴だと信じていた、その心までも。
全てを失い「ただの小娘」になり果てたスクワを前にして、フルゥは何を選ぶのか。
身分の違い、肌色の違い、同じ性別というその全てを越えた愛憎の結末がそこにある。
蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)
ストーリーは王妃の陰謀により王女と侍女が修道院に送り込まれるところから始まります。
侍女が王女を大好きすぎて、だが、それがいい。
今のところありきたりのストーリーに見えますが退屈ではありません。
ストーリーは硬派なので、ベルセルクのようなファンタジー活劇漫画が好きな人にはオススメ。
一見表紙はレトロな絵柄ですがキャラの表情がとても魅力的です。
描き込みも丁寧で好感が持てます。
特筆するべきは女性の乳房で、登場する女性の胸が貧乳、大きなタレパイ、美乳、とんがり乳などキャラごとに描き分けているんです。すごいです。
手や足の指もいちいち素敵なひねりなので是非見ていただきたい。
犬のように忠誠心の厚い色黒の黒髪長髪の女剣士フルゥ(侍女)。
姫様よりフルゥの身体を張った奮闘の方が見ていてハラハラします。
謎のイケメン武道家も登場して2巻に期待する引きでした。
新展開が始まり、待ちきれないので雑誌のフェローズを買ってます。