ヨーロッパ企画「曲がれ!スプーン」 [DVD]
喫茶店カフェド念力に集まった超能力者たちが巻き起こす大騒動。
同じく「ヨーロッパ企画」の「サマータイムマシンブルース」は
映画をTVで先に観て、あまりの面白さに、映画版と舞台版のDVDを即購入!
その後「ボスインザスカイ」を生で観劇。
その次に劇場(紀伊國屋ホール)で観た舞台でした。
超能力者が集まっても、特に大きな事件は起きず。
喫茶店内でのドタバタを、細かい笑いをはさみながら、
ゆる〜くぐだぐだと描くのが「ヨーロッパ企画」の特長ですね。
この、ぐだぐだ、くすくす、が面白がれるかどうかで、評価が分かれます。
私は、それなりに面白く観ましたが、イマイチだったかなと。
さらに、その「録画」ですから、演劇ならではの「生の空気と面白さ」は、
もちろん差し引いて観る必要があります。
映画版は評判が悪く、私も観ていません。
うれしくって抱きあうよ
私はJAMの頃からYUKIちゃんのファンで、
ソロになってからもずっと
応援し続けてきましたが
今回のアルバムが1番スキです。
でもやっぱり若い子は
JOYとかがスキなのかなあ(私も10代ですが)
JOYもWAVEももちろん大好きなのですが
今回のアルバムは全く違っていて
とても新鮮です。
すごくのびのびと歌っていて
YUKIちゃんの「幸せ!」って感じが
歌からとっても伝わってくるので
こっちも聴いていて幸せになれる
アルバムだと思います。
私は特に「プレゼント」がスキですね!
プラチナ・ジャズ~アニメ・スタンダード vol.1~
恥ずかしながら、ジャケ買いです。
知ってる曲があったりなかったりですが、知らなくても問題ありませんでした。
音楽は楽しい。聴いているだけで気持ちいい。
このジャケット絵を見ながら、つくづくそう思います。
vol.2が出たら、私は迷わず買うでしょう。
曲がれ!スプーン [DVD]
本広克之監督の「サマータイムマシンブルース(STMB)」、「UDON」に続く香川三部作とも呼べる作品。
年に一度、巷の超能力者が密かに集うカフェでのドタバタ劇。世の不思議を信じるTV局AD(長澤まさみ)は取材する度、偽者に失望させられながらもひょんな事から此のカフェへと辿り着き...。其の能力たるや、どれもせこいかったり、安っぽかったりするが、心優しい彼らは傷心の白雪姫に七人の子人の如く小さな奇跡を起こす。
劇団系の個性的な役者の旨いが空気に馴染めていない演技と、前出二作を見ていないと分からない小ネタ満載で、観る人、観る順番を選びそう。原作舞台「冬のユリゲラー」は'00年初演以来、何度も再演され完成度は高い。しかし、空気感で得られる笑いと銀幕越しとでは文法が違う。役者自身の手探り感と相まってギャグがお寒く感じられるのは其のせいだ。他メディアを映画の作法で如何に観客にお見せするかも監督の腕の見せ所。舞台と映画は別物と割り切って良い。出来、商業的共に悲惨だった前作「少林少女」の後だけに監督自身の弱気(BGMの使い方といい、ラストの見せ方といい)が見え隠れする気がした。長澤の甘ったるい、舌足らずな話し方は好みが別れるが、とてもキュートだし、もっとメインに持って来た方が良かったのではないか?其の方がクリスマスキャロル的なオチが活きたと思う。
ちっこい超能力に、大袈裟なストーリー。ファンタジーなのだから其れぐらい大層で良いのだ。所々らしさを秘めながら名作STMBを越え得ないのが残念。イケメンや見慣れたタレントが溢れかえり其れを売りにする映画の多い中、新鮮ではあった。“「踊る捜査線」以外観るべきもの無し”のレッテルを貼られぬ内、機会が有れば是非、次の本広&ヨーロッパ企画作品に期待したい。
飛ぶ男
いるはずのない弟が空を飛び、「お兄さん」といって
助けを求めてくる。
不条理な出来事と、登場人物の強烈な個性、可笑しさに
圧倒される作品です。
残念である反面、安部作品を愛する人ならば是非読んで欲しい
物語の後半。
不思議な間と、推敲の途中なんだと感じられる文章が
作品を作り上げる途中のリアルな安部公房の感覚を感じ取れる
と思います。
「さまざまな父」は新潮に掲載された完成された作品。
あわせて読むことによって、飛ぶ男の結末を考えるヒントに
なりそうです。