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New Orleans Album
古式ゆかしいNew Orleans Brass Band Music的な音作りを忠実に再現したDDBBの90年の作品。緊張感はあるものの、どこを切ってもゆるくて楽しく迫力満点なホンキートークのオンパレードだ。
中でも聴き所はEddi Boが唄う2曲目と、Elvis Costelloをフィーチャーした5曲目(Spikeでのコラボの返礼か?)、あの真面目なコステロがとてもはじけて楽しそうだ。こんな石頭さえも楽しませてしまうところがNOの魔力なのだろう。実にゆるくて、実に愉快だ
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Live
かなりきてます。ド迫力なブラスセクション。ハイテクでせまるリズムセクション。切り込んでくるギター。台風と雷が一緒に来た感じ。
狂気じみたお祭り=ニューオーリンズ音楽。スカパラにも影響を与えていると思われます。10点中8点
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Down & Dirty [DVD] [Import]
演奏、映像は申し分ありません。
期待どうりといっても良いでしょう。
ところが、音が納得いきません。
大げさに言うと、ホールの後ろで隠し取りをしたような音です。
録音が悪いのか、ミックスダウンが悪いのか、これではプレイヤーに
対して失礼だと思います。
生々しい迫力のある音で聞きたかったものです。
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フューネラル・フォー・ア・フレンド
チューバ、バリトンサックス、ギター、ドラムのリズムセクションに上モノが絶妙に絡みつく、いつ聞いても陽気でハッピーになれるアルバム。随所に聞けるクリエイティヴなアプローチは一曲一曲飽きることがなくニューオーリンズの音楽要素にジャズ、ファンク、ゴスペルが融合されてこのバンドのカラーが強く現れている。Please let me stay a little longerで聞けるゲストのアコーディオン奏者デヴィッド・ヒダルゴとのからみも抜群にイイ。