地震速報機 EQA-001 31308
東南海地震予想区域に住む身にとって、こんなお安い買い物はありません。
ただ、まだ一度も作動していないため結果はわかりませんが、自衛隊みたいなものだと考えれば、それを保持することが大切なのでは。
三洋電機 地震速報対応デジタルコードレス留守番電話機 TEL-LANW60(ホワイト) TEL-LANW60(W)
使用を始めて、9ヶ月ほど経ちます。
住まいは東京なので幸いにも大きな地震はありませんが、東北地方など遠方が震源の場合は、こちらに揺れが到達するまでに数十秒かかり、カウントダウンまでしてくれますが、震源が近県の場合は警報がなって比較的直ぐに揺れます。また、震源が近県や県内(都内)の場合はカウントダウンをする間もなく発報してしまうこともあるようです。(発報は設置場所の予測震度が3以上、4以上など選択できます)
発報音は子機それぞれが警報を発しディスプレイで震度を表示し、親機にもスピーカーをつければ音声の案内だけしてくれるので、都合3箇所で地震速報が聞けます。結構音は大きいかと思います。(電話機のスピーカーから音が割れて聞こえるギリギリの音量という感じ)
また、警報の発報と同時に親機を設置した場所の予測震度などがメールで届くので、地震後でも震源地、親機を設置した場所の予想震度がテレビや、ネットの速報より早くわかり便利です。
また、このメールを携帯電話に転送しているので、外出先でも地震の規模・状況が直ぐに判って安心です。(ただし、親機を設置した場所の情報が届きます。携帯電話を持っている場所の震度ではないです。)ちなみに、メールの送信先は3件までです。
2010/06/15:上記一部修正、加筆
追記(2010/06/15)
2009年8月の静岡・駿河湾沖地震の時には東京の家にはいなくて実際に本機の報知は体験は出来ませんでしたが、家にいた家族は揺れる前にこの地震速報によってたたき起こされ、地震までに身構えることができたそうです。(実際には逃げるとか、隠れるとかはできないそうで、心の準備程度)肝心の私は、震源の伊豆にいていきなりの揺れで飛び起きました。揺れが収まってテレビをつけたらNHKは既に緊急地震速報の画面と地震を伝えるニュースに切り替わっていました。携帯電話へ転送していたメールも届いていたので、もし停電していてテレビが見られなくても震源地とかは判ったのだなと思い、ますます買って良かったと思いました。
<余談>伊豆ではこの地震直後に暴風雨が通り、雷がなりそっちの方も怖かったですね。雷も予測してくれるとありがたいですが...主旨が違いますね。
緊急地震速報―そのとき、あなたは、どうしますか? (角川SSC新書)
2007年10月1日開始の「緊急地震速報」、速報受信時のとっさの対応、被害の最小限化、速報の課題と、非常に木目細かい。まだ広報不足の速報だが、「揺れが襲ってくる時間」と「推定震度」について気象庁が発表する画期的な情報だ。地震波のP波(初期微動・縦波)とS波(主要動・横波)の時間差を利用する。これは地震動の警報であり、震度5弱以上の地震時の震度4以上地域に出す。「地震予知情報」ではない。予知なら震源地、地震規模、地震発生日時が必要だ。速報の限界としては、直下型地震なら速報は間に合わないこと、推定震度の誤差は1程度あること、誤報があり得ることだ。震災時には携帯電話の有効性を著者は強調する。既存の携帯に機能は持てないが、速報受信機能搭載の機種を持つべきと言う。施設で速報を得るには専用端末機器の設置が必要である。地震発生までの僅かな時間は状況毎でまずは「ワンアクション」に留意する。数秒〜数十秒間の初期行動が生死を分ける。場所によるが、テーブルの下にもぐりテーブルの脚を握る、ドアを開け避難路を確保する、火から遠ければ消すよりすぐに机の下にもぐる。風呂・トイレなら、ドアを開け内に留まる、屋外なら危険物を避け頭を保護し、手首を内側に(太い動脈を保護)する、という咄嗟の行動だ。1981年(昭和56年)以前の建物ならすぐに外に逃げる。減災三種の神器は、(1)ペットボトルの水、(2)携帯電話+電池式充電器、(3)携帯ラジオ+電池だ。災害用伝言ダイヤル「171」、災害用伝言版(携帯電話版)も覚えておく。今後30年の地震発生確率worst8だが、宮城県沖99%、三陸沖北部90%、茨城県沖90%、東海87%、首都圏直下70%、東南海60〜70%、南海50%、根室沖40%となる。この内M8 クラスは東海、東南海、南海各地震だ。(情報は2008年7月末現在)
Panasonic FM緊急警報放送対応FM/AM2バンドラジオ RF-U350-S
パナソニックRF-U350を使ってみたが使い勝手は良い。ラジオ局選局はワンタッチで便利。問題の緊急警報放送だが予想と違っていた。この放送はラジオを置いている場所でNHKFM放送が明瞭に受信できないと機能しない。私はNHK第一が受信できれば良いと思っていた。せっかく買った機能を使えないのは残念なのでラジオを窓のそばで且つ1m程度の台の上に置くようにしたら問題は解決した。
願わくばこのようなことは事前に判る説明が欲しい。
三洋電機 地震速報対応デジタルコードレス留守番電話機 TEL-LANT60(ホワイト) TEL-LANT60(W)
親機もコードレスをと探しているうちに、いっそのこと全部子機で良いのでは?と思い直してこの機種にたどり着きました。漢字変換機能の弱さは、TEL-DJシリーズと同様のようですが、PCからネットワーク経由でメンテでき、CSVファイルの入出力も可能なので、ストレスなく一括で電話帳登録できます。やはり漢字で表示されるのはわかりやすくて良いです。また親機・子機間で電話帳データを転送できるので追加の反映も簡単です。デザインは平凡ですが、軽くて使いやすいのが気に入っています。
欲を言えば、
・親機に通信ログが残り、Webで参照
・インターネット時刻設定を自動で子機に反映
など、本格的なネットワーク機能が充実するとうれしいですね。