オウガバトル64
ガリシア大陸の西にある、軍事国家【ローディス教国】。ローディスは、東側の大国【ゼノビア】を攻略する足がかりとして、中央の【パラティヌス】に侵攻する。圧倒的な力の差に、ローディスにひれ伏すパラティヌス。パラティヌスはローディスの属国として、階級制の導入や自国民反乱分子の弾圧を余儀なくされる。そして10数年の間、ローディスが派遣した“瞑煌(めいこう)騎士団”の支配の下に時が過ぎるが・・・。
『オウガバトル64』は、戦略シミュレーションRPG『タクティクス・オウガ』の続編です。主人公は、パラティヌス没落貴族の息子、マグナス・ガラント。階級制度のため、パラティヌス人は“上級民”と“下級民”に区分されている中、仕官学校を卒業したマグナスが、革命の機運高まる南部軍に入隊するところから物語は始まります。
前作『タクティクス~』のような、シナリオ分岐に対するこだわりが 少し薄くなっている気がしますが、このシリーズらしい 激しく壮大なドラマは健在です。心の傷から人を寄せ付けない、マグナス。そして、蹂躙されるパラティヌスを救うために、力を願ってやまないユミル王子。少年時代の親友二人が 無力感にさらされながらも互いに求め合い、信念と理想を貫いて行く様が本当に素晴らしいの一言。やっぱり“青春”と“友情”は、エンタティメントの王道と実感しました。もうちょっと出番があればなあという気はしますが、ディオやレイアといったマグナスのわきを固める仲間も魅力があるし、ローディス騎士団の存在感は、本当にこの物語を引き締めて面白くしています。彼らが織り成すドラマも、とても見応えがあるのです。
ファンの間ではいろいろ言われているのですが、やっぱりプレイ後の重量級の感慨はこのシリーズならではのもの。悲劇性をはらんだ壮大なドラマを、一度は体験してみることをおすすめします。
オウガバトル64究極の攻略―システムアナライズ&総合戦略・戦術講座 (NINTENDO64完璧攻略シリーズ)
一見どこにでもあるような攻略本…にしては値段が高い。本も分厚いし、
どこにでも有りそうで、そうそうなかったりする。
買ってみて、中を見て初めて発した言葉は、とにかくすごいの一言だった。
大体において、説明が攻略本の2分の1ぐらいはある。
…こんな攻略本は今まであっただろうか?
説明書きの部分が最初は読むのが面倒で、後回しにしてしまった。とにかく使ってみたかったからだ。
やってみると、シナリオ攻略の部分だけでは、やっぱり少し難しい気もした。
そして、説明書きを無視して最初のエンディングが不安に違わぬバッドエンディング。説明書きも少しは読んだ方がいい、と今さら思いつつ読んでみると、やっぱり微妙に私がやっていたことが違っていて、それがエンディングに影響してしまったらしい。
他の攻略本にはない、説明書きが2分の1もあるのは、より分かりやすく、より楽しくゲームを進めるためだと、分からされた一冊の攻略本だった。
オウガバトル64
まず1曲当たりの収録時間が短いのがきつい。
(ゲーム音楽のサントラは2ループ再生が多い中、このサントラは1ループ再生。)
BGMとしてじっくり聴こうにも、あっという間に曲が終わってしまうのが残念。
あとMIDIバージョンは、ほとんど原曲版と変わらない。
個人の感想としては、MIDIバージョンを無くして、その代わり原曲を1曲1曲長めに収録してほしかった。
それでも戦闘曲Decisiveは一聴の価値有り。作曲者のセンスが光ってます。
パラティヌスの武勲詩―オウガバトル64ヴィジュアルブック
この攻略本、いろいろな情報が載っていたりどのように攻めて行くかの戦術も載っていて、とても役にたつと思います。
欠点があるとすれば、この本自体が大きいことだと思います