ヒットマン―獄中の父からいとしいわが子へ (講談社文庫)
著者の生い立ちー逮捕されるまでを、詳しく描かれているし、小説としても、みれるノンフィクションだ。家族や、こんな仲間、事件の背景など、さまざまな、人、人生があるもんだなーとわからされた本でした。
司忍組長と高山清司若頭の六代目山口組
著者・溝口氏の評価では司組長は先代・渡辺芳則より遙かに優れた最高責任者と評しているのである。
確かに今日に至るまで大きな問題は起きていないことをみても、組長・若頭などの最高幹部の管理能力の高さを示すものである。
著者自身の山健組裁判も如何に著者が山口組を的確に評価してきたか、そのたまものである。
07年夏の選挙の裏側での六代目山口組と民主党の関係等も書かれているのである。
21世紀最初の山口組を知ることが出来る内容である。