炎のアルペンローゼ(1) [VHS]
ちゃお連載の漫画のアニメ版。
時代なのか、伯爵館を脱出して激流に飛び込んだランディとジュディが
下流の干し草小屋で一夜を明かすシーンで、ジュディが全裸になってランディの凍えた身体を
温めたところもしっかり描写しています。
話の流れから目覚めたランディと初めて結ばれるべきシーンでもあるのですが。
幼年時代のランディの声が現代と全く同じというのはどうなのか。
セリフ棒読みじゃん・・・・・。
途中で打ち切られた作品で、DVD化はされておりません。
海外版では前述のシーンは問題なのかカットされているみたいです。
アルペンローゼ (1) (Flower comics deluxe)
たんぽぽ畑で記憶喪失の女の子と出逢ったランディは彼女にジュディと云う名前を与えます。ジュディはグールモン伯爵から逃げる為、そして両親を探す為、ランディと共に旅に出ますが・・ランディまでも行方不明に・・。 赤石さんの作品の中で初めて出会った作品の為、思い入れが凄くあります。またタツノコプロにて「炎のアルペンローゼ」としてアニメ化されました。
BEST of ANIMAGE
「魔法の天使クリィミーマミ」(昭和58年7月〜昭和59年6月)OP・ED両方、「キャッツアイ」第2期(昭和59年7月〜昭和60年5月)OP、「アルペンローゼ」(昭和60年4〜12月、原作・赤石路代)OP・ED、「魔法のスター・マジカルエミ」(昭和60年6月〜昭和61年2月)OP、それに「風の谷のナウシカ」(昭和59年3月)イメージソング1曲に「アリオン(昭和61年3月)」と「天空の城ラピュタ(昭和61年8月)」それぞれのイメージソング…、あと「超時空騎団サザンクロス(昭和59年4〜9月)」「超時空世紀オーガス(昭和58年7月〜昭和59年4月)」の関連曲もありますね。
「昭和58〜61年のアニメソングからの選曲」としては上出来ですね。変に1つのアニメ・シリーズに偏ってないですし(*^_^*)。
アルペンローゼ 1 (フラワーコミックスちゃお)
第1部はともかく、2部はアニメ化に便乗した無理矢理後付した内容。
2部を最初から意識した伏線を張っておかないとこういう訳分らない展開になってしまう。
伯爵邸から激流に飛び込んで脱出したランディとジュディが身を寄せた下流の川岸の干草小屋。
ジュディが全裸になって人肌で凍えたランディの身体を温めるシーンがありますが、話の流れからするとここが
「2人が初めて結ばれるべきシーン」だったと思う。
目覚めてお互いの無事を喜んだその時こそ「2人が初めて愛し合う」のに相応しい場面。
2人は勿論、ごく自然にキスを交わし、性交し、結合して、全裸の身体が「一つになる」のです。
そうすれば2人の互いへの信頼・愛がひとつの成就という形になり、当然に避妊なしでの性行為はジュディのお腹の中に「2人の血を受けた生命が宿る」きっかけになる。
ジュディの実家到着後にジュディの妊娠発覚・・と繋がっていけば、2部で2人の子供が誕生して、明らかにドラマチックな展開になっただろう。
掲載誌が幼年誌故の制約か。残念な点だ。
炎のアルペンローゼ シンフォニー編
登場人物の一人である、若き天才音楽家・レオンが劇中で作曲した
「オーストリア交響曲」。
それを久石譲さんが美しいメロディーとオーケストラで再現しています。
私は第3楽章が特に好きです。本当に往年のクラシックのよう。
他の曲はピアノを主としていて、久石さんの奥様が作曲したものも。
レオンをイメージした「追憶の薔薇」は名曲です。
ラストの「アルペンローゼの歌」はソプラノ歌手の方が歌っているので、
劇中とはまた違った迫力がありますよ。