男と女3
わくわくドキドキ必至!
音楽、歌の原点ってこういうものなのかな、と一人納得してます^^
決してハジケテいない稲垣氏の声が女性ボーカリストをたててる感じで、
なんとも言えない幸せと感じるひと時を過ごせました。
二人で聴ける方は静かな夜に、あえてちょっと大きめなボリュームで聴いてみたら、さらにドキドキわくわく必至!
楽曲のアレンジも実にデュエットにマッチしたもので心地良く、
曲中のキー変更のためのリズムが絶妙、オシャレさを出していてさらに楽しさを感じさせます。
最初に聴いての一番は、あなたに会えて良かった でした。
でも次に聴くとまた、別の音に魅入られる様な気がします。
ぜひ、多くの方に一度は聴いてもらいたい。
みんながわくわくで世の中楽しくなるかも!
お狐サマの風立ちぬッ! (B’s‐LOG文庫)
覚悟はしていたけれど、やはり峰雪の成敗に関する「お人好し」展開を読むのは、正直辛かったです。
どんな相手であっても自分なりの武士道を貫く桐緒と、世界が自分中心に回る前提で話す峰雪。かみあわない二人の対決。どころか桐緒、何回付け込まれてるの!。
「敵」によっては、それをかけない事が情けになるんじゃないか、とか、あそこまでなったら桐緒が自分の信条に反しても、自ら峰雪に引導渡すべきなんでは、と思う部分もあり、どちらにもイラッとしてしまい困りました。
本編三分の二あたりでようやく松寿王やら一蝶さんやらが来てくれて助かった…。
桐緒たちの情けは情け、狐の里のけじめはけじめ。言葉を尽くしても相手が変わらないのであれば、やらなければならない。峰雪の養父にしたって、みな、群れ筆頭の娘に無体はできない、みたいな事言ってたけれど、群れの主に仇なしてる娘はここまで放っといてよかったの?と思ってたもの。
この騒動をもって、斑娶りに関する桐緒と紗那王の気持ちが確定し覚悟が決まったけれど。
そして藤真様は藤真様で大きな代償を払い、この旅は終わったけれど。
天狐の王朝の憂いは晴れず、話は続くようです。
今回、夏のスペシャル番外編第二弾、として聖ナインテール学院のバレンタインが入っているのですが…。個人的にはそれよりも本編でイチャラブを読みたかったですね〜。二日酔いの桐緒が「覚えてない」あたりを。
なにせ「お人好し」ヒロイン苦手にも関わらず読んでいるのは、紗那王のせくはら、いえ王道ラブ目当て、と言っても過言じゃないので!(笑)。
お狐サマの世は情けッ! (B’s‐LOG文庫)
シリーズ既刊を一気読みして、ようやくここまで追いつきました。
ヒロインの「底抜けのお人好し」設定が生理的に苦手なのに、ここまで読んでしまったのは、やはり紗那王様の王道ラブっぷりに負うところが大きいでしょうか。
クールビューティ・・・だけど、ヒロインに一途だなんてロマンティスト(笑)。桐緒にだけはあんなに情熱的なのに、他の女にはストイック。ほんと、ごちそうさまです。
まわりのキャラ達のやりとりも好きです。今は名実ともに夫婦なの?な鷹一郎&お千代さん、ちゃん付で呼び合うお狐さま達、もちろんシデンと化丸も。個人的には、シデンさんと一蝶さんが贔屓です。
今巻のラストで五尾の中ではもしかして最強?と思わせるあの女狐がちゃんとやられてくれるのか(十中八九、「お人好し」展開だろうと覚悟はしているのですが)、藤真さま(と鈴蜜も)はどうなるのか、またまた桐緒が消えたり吹っ飛んだり道中まだまだ続くのでしょうか?。
記憶が戻った桐緒とだんだん(どんどん?)たがが緩んできた紗那王のばかっぷるぶりに拍車がかかるのも楽しみではあるし、ストーリーに直接関係ないけど知りたい事(王家の婚姻に順番があるなら松寿王に正妃はいるの、とか霊狐の王朝もしかしてまだ三代目?とか、永遠の命だけどなんのきっかけで代替わりするんだろう、とか)はたくさんあるけど、引っ張らずサクサク進んで欲しいです。
クライマックス ロマンティック・ソングス
「90年代がフラッシュバック!! 32曲で3150円!!ミリオンセラー20曲!!!」のコピーに思わす手が伸びゲットしたが、これが予想以上に素晴らしい!!!! 全曲、タイトルをなぞるだけでそのまま歌えてしまうし、当時のカラオケの映像までもが、まさにフラッシュバック。超ド級ヒットが皆無の昨今では、この32曲のスーパーヒット曲群の時代のパワーにも圧倒されてしまう。チャゲアス「YAH YAH YAH」で力強く&華やかに幕を開け、バブルガムの「WON'T BE LONG」でメガヒット咲き乱れ宴会に大団円を迎えさせた収録構成は、“あの時代”を分かっている人の選曲だね。ロマン飛行な90'sに乾杯!
お狐サマの浪漫飛行ッ! (B’s‐LOG文庫)
まるで雑誌連載やドラマCDのおまけに掲載されたような雰囲気の短編を集めた感じの短編集。
本編の続きが楽しみで待っていた分、
…あ、これで書下ろしばっかりなんだ…?
というちょっと気落ちした思いは否めない。
けれど、とにかく全部集めればサブキャラまで含めてほぼ全キャラ(味方側)が登場したり、西洋童話をモチーフにしてみたり、巻末にイラストレーターによるミニ漫画があったりとお遊び感がたっぷりたっぷり。
それにしてもこれがもう3〜4冊ほど前に刊行されていれば良かったのだけれど、前巻(本編)がいい感じに盛り上がってきた中で、更に外伝と銘打っていない番外編…ちょっとシリーズ構成としてはタイミングが悪いなぁ…正直、「あのあとどうなったの!?」と期待してしまう分、ガックリ感が増してしまい、内容がさほど悪くなくても悪いように見えてしまうんだなぁ…。