正道ヤクザ伝六代目山口組若頭高山清司 (バンブー・コミックス)
実録ピカレスクシリーズを手にしはじめて
ヤクザの実録漫画ばっか買ってるナと呆れつつ
この度、自分が買った中から勝手に☆ランクつけた結果です。
「王道ヤクザ伝山口組六代目司忍」も手にしてますが
脚本者は違えど、絵は同じ方なので続編とも呼べます
説明的な流れで淡々と終わった前作に比べ
高山若頭の上り詰めて行く様を魅力的に堪能できます。
あくまで個人的な(イチ、漫画としての)評価ですが
コレと「中山勝正」が読み応えがあったなぁ。
司忍組長と高山清司若頭の六代目山口組
著者・溝口氏の評価では司組長は先代・渡辺芳則より遙かに優れた最高責任者と評しているのである。
確かに今日に至るまで大きな問題は起きていないことをみても、組長・若頭などの最高幹部の管理能力の高さを示すものである。
著者自身の山健組裁判も如何に著者が山口組を的確に評価してきたか、そのたまものである。
07年夏の選挙の裏側での六代目山口組と民主党の関係等も書かれているのである。
21世紀最初の山口組を知ることが出来る内容である。