少女コゼット (世界少女名作全集 6)
いま読みなおしています。心が穏やかになりますね。レミゼラブルの方は途中なので、大人なので読みます♪一生大切にします。
どんな辛いことがある気持になっても、ジャンバルジャン、ファンティーヌ、コゼットのことを思えば大丈夫です。
レ・ミゼラブル 少女コゼット 4 [DVD]
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメーション
『レ・ミゼラブル 少女コゼット』第13〜16話を収録したDVD4巻です。
復活した「世界名作劇場」第24作にあたるのが本作。
人間の心の闇と信念の姿を強烈に描き、その本質を問う人間ドラマです。
第13話「ジャン・ヴァルジャンとコゼット」★★★★★
ついに二人は出会い、不遇な環境から彼女が解放される清々しさに溢れた物語です。
コゼットに浴びせるテナルディエ一家の非道な仕打ちをうまく流す
彼の頭脳プレイがなんとも温かな気持ちにさせられます。人を非難し、
貶めることでしか自己の存在を維持できない一家の苛立ちすら今回は気になりません。
第14話「二人だけの旅」★★★★★
良い意味で視聴者を裏切った、パリへ向かう二人の道中を描いたエピソードです。
優しさに満ちた無垢な笑顔のやりとりがとても安心させられます。
しかし後半、彼女の心に残る恐怖のトラウマ、その「黒い服」の意味から知る真実が
残酷に描かれ、苦難の旅はまだ終わらないことを強調しています。
第15話「二人の絆」★★★★☆
運河の流れる街で微妙にすれ違う二人を描き出しています。
その一瞬の別れが、相手のためと意識しすぎていた二人を再び結びつけ、
なんとも安心感に満ちた物語に仕上がっています。最後に「ありがとう」と
素直に受け止められる彼女の成長と感謝の念もちらりと見える閑話休題です。
第16話「パリのゴルボー屋敷」★★★★☆
パリの街でひっそり穏やかに暮らし始めた二人。公園でファンティーヌとの想い出探しするコゼットの
無垢な想いが溢れています。母への変わらない愛情と気持ちの切り替えを新たに、また一つ
彼女の成長が丹念に描かれ心に染みます。今回、ジャン・ヴァルジャンのへそくりの
隠し場所にちょっと驚き。そんな所に隠せばそりゃ管理人さんも疑心暗鬼になりますよ。
レ・ミゼラブル 少女コゼット 2 [DVD]
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメーション
『レ・ミゼラブル 少女コゼット』第5〜8話を収録したDVD2巻です。
復活した「世界名作劇場」第24作にあたるのが本作。
人間の心の闇と信念の姿を強烈に描き、その本質を問う人間ドラマです。
第5話「ジャベールの疑惑」★★☆☆☆
馬車の下からファーシュルヴァンを救出したマドレーヌにジャヴェール警部が
疑念を抱き始めます。彼の厳格さは冷徹で強靭すぎてあまりに人間味が
失われている危うさすら感じさせられます。そして、不遇な環境にも負けない
コゼットとファンティーヌに影が徐々にせまり・・・。
第6話「コゼットの誕生日」★★★☆☆
小さな嘘をきっかけに女工仲間達の嫌がらせがファンテーヌを苦しめます。
上辺しか見ない人間の思慮の無さはなんとも嘆かわしいものです。
ジェベールの執拗な追求も強調され緊張感は続きますが、
最後の最後でほんの小さな優しさで物語を締めているのが安心感を覚えますね。
第7話「迷子のエポニーヌ」★★☆☆☆
パリ帰りのお客とコゼットの意気投合ぶりに嫉妬し、
エポニーヌが一人憧れのパリに旅立とうとするお話です。
平たく言えば、「井の中の蛙 大海を知らず」。
自分自身の力の無さを知らないお子様エポニーヌがなんだか可愛らしいです。
第8話「お母さんのスカート」★★★★☆
職を失ったファンティーヌが生活苦に陥り、
心身ともに限界まで堕ちていく非情の物語です。
娘・コゼットのために、と全てを捧げる彼女の愛情の大きさすら霞ませてしまいます。
情け容赦無く不遇の末路へ追いやる展開があまりに悲惨で心が痛みます。
風の向こう
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメ
世界名作劇場・第24作『レ・ミゼラブル 少女コゼット』の
オープニングとエンディングテーマを収録したマキシシングルCDです。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」の初代コゼット役、
3児の母でもある斉藤由貴が、静かにゆっくりとささやく優しい歌声に癒されます。
1.オープニング『風の向こう』★★★★☆
辛い現実にめげず、前へ向いて進むコゼットの真っ直ぐな気持ちを描いた1曲です。
軽快なピアノ演奏が輝かしく、軽やかさと柔らかさに包み込んだような優しい仕上がりになっています。
彼女の物語の始まりに相応しい丁寧な楽曲に思わず笑みがこぼれそうになります。
2.エンディング『ma maman(私のお母さん)』★★★★★
ゆるやかなワルツのリズムに乗せて、母ファンティーヌに対するコゼットの無垢な想いが溢れています。
なんともいえない儚さと美しさ溢れる弦楽器中心の旋律が清らかで、
心の琴線に触れる素晴らしさに溜息がでます。コゼットの純粋な心を捉えた歌詞も秀抜で、
「大好きよお母さん」と全く飾らない言葉の美しさにはっと気づかされる隠れた名曲です。
この曲に秘められたやるせなさも物語が進むにつれてあらためて気付かされるあたり、
先見の明、両極面性を内包した完成度の高さに感心させられます。
名塚佳織キャラクターソングベストコレクション
前半は似た感じがするがそれぞれが楽しく幸せな気分にさせてくれて素晴らしい曲が多い。 後半は若干落ち着いた曲があり、また前半とは違った良さがあった。 全体的に明るい曲が多く幸せにさせてくれて タイトルの通り“HAPPY”にさせてくれた