新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり [DVD]
小説は持っていましたが、映画化されているとは知らずに今回初めて見ることができました。
感想としては、キャラクターデザインの違和感ですね。
高田明美のキャラクターの存在感が大きい作品だったと実感しました。
『あの日に帰りたい』もぜひDVD化をお願いします。
ストーリーは原作と違いますが、あまり気にならないのでキャラクター分を引いて☆4つです。
新きまぐれオレンジ・ロード そして、あの夏のはじまり (JUMP j BOOKS)
前作の「あの日に帰りたい・・・」では、かなり悪女を演じたひかると冷たい男恭介、当時劇場版を見たファンの間では賛否両論があったと記憶している。
その続編として書かれた、この本は、その時の二人の気持ちを掘り下げており前作を否定した方にとっては再度考え直し、前作を理解し直すものとなるだろう。
肯定した方は、よりいっそう三人に共感し「きまオレ」の虜になること間違いなし!
1969年生まれの恭介たち、偶然にも私も同い年であり、オジンになった今頃読み返して古き?よき時代を思い出し、恭介の選択が最良であったこと、まどかとひかるが太い絆で結ばれていることに感動して涙しました。
新きまぐれオレンジ★ロード (3) (Jump J books)
きまぐれオレンジロードファンなら楽しめる一作。
アニメの脚本をしていた寺田さんの作品なので、アニメ版を見た人のほうがノリ的には分かりやすい。
まつもと泉ファンとしては原作にしか絡んでないのでそこは残念な点。
でも話のノリはやっぱりオレンジロードなのでお奨めできます。
The Works for Soundtrack
梶浦サウンドにもいろいろあるが、落ち着いた曲が多い。
See&Saw時代に初めて取り組んだ器楽曲から始まり、むかし懐かしアニメサウンドが続く。
2枚目は映画のサントラ、3枚目はNHKの番組のために作曲したサントラを収録。多国籍ながら、なぜか懐かしい不思議な曲に魅了される。
3枚組75曲も入っていて大変お買い得!
たっぷりと梶浦サウンドでリラックスしてください。
、、、、やはり、リラックスとはいかないか。なんだろう、この緊張感と開放感の繰り返しは。
嗚呼、美しい。
きまぐれオレンジ・ロード~あの日にかえりたい [VHS]
本作品はきまオレシリーズで唯一DVD化されていません。
理由は、TVシリーズとあまりにも落差が大きく、ファンから問題視されているからかも知れません。
TVシリーズはラブコメ路線で、永遠に恭介、まどか、ひかるの三角関係が続く幻想を抱かせていました。
しかし、そんな幻想に疑問を感じた人への答えが、本作品です。
内容を一言で言えば、三角関係の清算です。当然、ラブコメではなく、昼ドラ路線です。
また、超能力も一切出てきません。
この変調を許容できるかが、一つ目の評価の分かれ目です。
次に、恭介、まどかも葛藤の末、大きな決断を下します。
恭介は優柔不断のかけらもなく、冷徹に何度もひかるを突き放します。
TVシリーズでは常に身を引いていたまどかも、ひかるをバッサリ切り捨てます。
この決断を受け入れられるかが、二つ目の評価の分かれ目です。
僕も公開当時は許容できなく、この作品を認められませんでした。
しかし、30半ばを過ぎた今見ると、妙に共感できます。
「何かを得ることとは、何かを失うこと」この命題を逃げずに真っ向から描ききっているところが、最大の評価ポイントです。
一度見て、ショックを受けた方も再度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
TVシリーズの甘酸っぱさもいいですが、本作品で描かれている青春のほろ苦さ(苦すぎるが‥)も魅力的ですよ。