ジ・アート・オブ・ペッパー
アート・ペッパーは ’56年から’58年の初めにかけてが、ひとつの絶頂期だったそうです。
確かに、この時期のジャズ・ウェスト、タンパ、ジャズ・イントロ、コンテンポラリーなどのレーベルの
アート・ペッパーはみんな、とても素敵です。
そして、この時期の最後の名作と言われているのが、もともとオメガに録音された
この、「THE ART OF PEPPER」だそうです。
以上、85パーセントくらいは、全部どこかで読んだことの<受け売り>ですが、
以下は私の真心のこもったコメントです。
このCD、たった、999円です。値段と品質が必ずしも一致しないのがジャズの世界です!
しかも、曲はみんな超一級の美曲・名曲のオン・パレードです。<Too Close For Comfort><I Can't Believe That You're In Love With Me><The Breeze And I>などなど。
「ジャズは哀愁とガッツだ」と信じていらっしゃる方には、もう、堪らないほどペッパーの<哀愁の美学>が堪能できます!
このCD、ピアノのカール・パーキンスも堪らない魅力です。
コール・ポーターのビギン・ザ・ビギン、ユーマンスのウィズアウト・ア・ソングでのパーキンスのピアノにご注目ください!
ベンタッカーのベース、チャック・フロレスのめりはりのきいたドラミングもカッコウいいです。
ペッパーの超五つ星、☆☆☆☆☆!!!
ラッシュアワー [Blu-ray]
1998年ジャッキーがハリウッドに13年ぶりにリベンジをかけた100%ハリウッド映画。
予算3000万ドルで製作され全米で公開されるや2週連続1位で1億4000万ドルのメガヒット。
たちまちジャッキーはギャラが2000万ドル級になりました。
blu-ray化は初で世界でも初。
画質・音質に期待したいです。
1・2・3のBOXが出てもいいと思いますが
このblu-rayは初めから定価が安いのでありがたい。
傑作を堪能しましょう。
※鑑賞後の感想
画質は鮮明で発色も良く綺麗。DVDとは比較にならない鮮明さ。新作の様に。
音は英語7.1ch hd-dts masterと2.0日本語吹き替えで度迫力の音響になっています。
特典も既存のDVDの得点にプラスありで、ラトナー監督の音声・字幕付き解説があり詳しく作品について語ってくれて
楽しめます。素晴らしい出来ですね。
ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ【字幕版】 [VHS]
天才の地位と引き換えに安らぎを得られない妹と音楽で挫折したが愛を手に入れた姉。羨望と軽蔑。葛藤と許し。そんな二人が淡々と描かれるが、チェロの調べがジャクリーヌの激情をしっかりと伝えてくる。何が幸せか考えさせられるし、何を求めるべきか悩んでしまう。エミリー・ワトソンの熱演を他の全てがどっしりと受け止めていて、濃い映画に仕上がった傑作。
フィフス・エレメント [DVD]
リュック・ベッソン監督が子供の時から空想していた世界観を元に作った映画。
「B級映画」と言われると否定できないのが辛い所だが、
「つまらない映画」という評価には断固として否定しよう。
近未来SF映画としてエンターテイメントを極めたかも知れない傑作である。
ただ、よくあるハリウッド映画的なSFアクション映画というよりは、
日本の厨二病向けセカイ系アニメのノリに近いかもしれない……。
(宇宙人が残した古代文明の遺産とか、空からふってきた超能力少女とか、
主人公が元軍人で何だかんだ言いながら少女を助けるとか、
ヒロインの心象が其のまま全宇宙の運命を影響を与えるとか、
最後に主人公とヒロインが『愛のぱわ〜(それ以外にどう形容しろと?)』で世界を救うとか……)
………。
……ああ、俺の好みと妙に波長が合うのはこのせいか?
こういった設定にビビッと反応する方は、期待を裏切りませんので是非一度ご視聴を……。
アス・スリー
いやあ、もぅ何か圧倒されました、凄まじいつうか「これが三人で演奏してる音なのか!?」みたいな物凄い音圧です。しかも三人バラバラじゃなく、まるでピアノトリオという名前の一つの巨大な楽器がガツンガツン鳴っている感じですホントに凄い音!ワタシは十年前に紙ジャケで買って聴いてイマイチ良さが解らないまま、お店の開店資金に充てる為に売ったんですが、三年ほど前にロイ・メリーウェザーの「ヌビアン・レディ」を聴き衝撃を受けた時「そういう事かあ!これは何も考えずひたすら浴び続ける快楽なんだ」と解ったんです。しかし、それがジャズの本質なんだよね(笑)買い直して良かった… (とほほの助)