ずらり 料理上手の台所 (クウネルの本)
雰囲気だけの本が多いなかで、これはとても感化力のある本。
料理家やスタイリストさんのお勝手を取材、普段の料理や、掃除の仕方、収納の工夫、好きな食器やごみの処理など―を、きれいな写真とともに解説。
自分のやるべきことがわかっている人たちの台所は本当に美しい。個性豊か。
小さな台所から大きな台所まで。皆違って楽しい。
よくインテリア雑誌にある、使い込まれてない台所や、ただきれいな状態の台所を撮影した「キッチン写真本」にがっかりするばかりだったので、そうそう!こういうのが見たかった!と大満足。
二つの鍋で作る料理レシピや、本当に使いこまれてるグッズの紹介もあって、充実した気分。
料理はするんだけど、もうちょっと台所の使い方をうまくなりたい、という人におすすめの本。
[キャプテンスタッグ] CAPTAIN STAG 遊々探検隊 ポケット付マルチケース ブラック M-5655
私はバッグインバッグのように使っております。えーまず、こちらの商品は色がブラックとのことですが実際には紺色っぽい色です。写真で見ても紺色っぽいですが手元に届くと思ったよりも色は明るめです(おもっていた色と微妙に違うことはネット通販ではよくあることですが)。そしてジッパーのもち手の紐部分はゴムで、あけるときに伸びるためジッパーあけづらいです。外側のポケット二つは使い勝手はまずまず、ポケットのすぐウラにちょっとした収納スペースもあり収納力はいいと思います。ベルトループがボタン止めがよかったのですがボタン止めではありませんでした(好みがあると思うので念のため書いてみました)。お値段は手ごろなので微妙に気に入りませんでしたが星3としました。
空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む
探検と冒険は両立しない、とよく言われる。しかしこの著者はその両方を最高度のレベルで達成した。しかも単独行である。評者の本棚のシプトンやキングドンウォードやティルマンと並べるにふさわしい後世に残る価値ある本となった。今年の出版のノンフィクション部門1位と評者は独断する。
のりもの探検隊 みんなでうたおう!のりものソング [DVD]
うちの2才1ヶ月のブーブ大好き息子と毎晩のように見ています。
オープニングの人形からオオウケ!
歌もやさしくて親しみやすく、車音頭(だと思いますけど・・)は
コブシを効かせて鼻歌ってます。 ← やはり日本人・・・。
そんなわけで、超オススメでーす。
とげまる
スピッツは全作品持っているが、近作の「三日月ロック」「スーベニア」「さざなみCD」、どれも素晴らしい作品だと思っている。しかしこの「とげまる」はそれを凌ぐのではないか。とにかくその充実ぶりには驚いた。
まず駄曲がない。その点では「ハチミツ」に迫るかもしれない。真に才能があり意欲も衰えておらず、でもとりあえずあくせく金を稼ぐ必要はないアーティストが、3年の時間をかけてじっくり取り組んだら、ここまでのものができるのか。
そして流れがよい。さらには変化がある。特に、中間部分。凍てつくようなバラードの「新月」が終わった後、4ビートの「花の写真」で温かい気分にさせ、「幻のドラゴン」で吠え、短調の「ロシア民謡ロック」みたいな「TRABANT」で変化を付けて、親しげな「聞かせてよ」に繋がって行く。その流れが素晴らしく、中だるみすることなく最後まで聴ける。アイポッドの時代にあってもアルバムを作品として丁寧に作り上げる草野氏の、「芸術的なこだわり」が強く感じられる。
やはり「金出して買わなくては」という気分にさせる作品だ。それが、こんな優れた作品を発表したアーティストへの、正しい敬意の表し方だ。試聴無しに新譜を即時無条件で買ってまちがいないのがスピッツである。