劇場版アニメーション作品「三国志」 [DVD]
残虐なシーンも多く、リアルに描かれている。
ただ、少し感傷的なシーンが多い。
作られたのが90年代にしては、古めかしく感じる。
大人向けにもっとリアルである方が楽しめるかもしれない。
実際には、もっと利害関係が複雑に絡み合って行動していたはずである。
若大将50年!
『加山雄三デビュー50周年記念アルバム!』とのタイトルを見て、早速、予約注文をして発売を待ちました。少年期から青年期、胸躍らせて、若大将シリーズを見続け、レコードを聴き、画集を集め、そして成人となっても、ビデオからDVD、CDと追い求めるように「若大将」は私の青春です。
今回も、待ってましたとばかりに求めたのですが、届いたCDを初めて聞いた感想は、「何か、変?。加山雄三と違う。」というイメージでした。やはり、若大将には、若大将であって欲しかったです。リアルタイムで見、聴きしたあの若大将を想像していましたので、正直、がっかりしたというのが、長年のファンとしての感想でした。青春の思い出の曲を編曲し、昭和の名曲を歌う歌声に、余興を感じてしまいました。1回聞いただけで、しまいこんでしまいましたが、今日また、引っ張り出して聴いています。
そして改めて、加山雄三の凄さを感じています。73歳の今年、芸能生活50周年を迎え、尚且つ、現役の若大将に感激しています。若大将を慕う名プレイヤーが集い、本当に音楽を楽しみ、歳月を受け入れている様子にその凄さを感じています。「愛燦燦」も「上を向いて歩こう」も私の愛唱歌ですので、若大将に歌ってもらう「愛燦燦」と「上を向いて歩こう」も最高です。
加山雄三さんには、いつまでの私たちの若大将として、新しいことに挑戦し続けて欲しいものです。
大集合! 青春のフォークソング [DVD]
凄い選曲だ、凄すぎる。
山谷ブルースにはチャンピョンをもってきて、ボディにしみる。
チューリップのアップリケにオリビアを聴きながらを連続したら
脳天ふらふら。
山崎ハコにダカーポが同じディスクに、、、ほぼ昇天。
コアでディープなマニアも押さえつつ、青春の甘酸っぱさに
涙できる思い出カラオケ要員も満載。
封印したはずの、長髪時代に思いをはせながら
皆で酒の肴にしたい感涙の逸品である。
VOCALIST 2
彼の歌は、「レイニーブルー」「壊れかけのRadio」「最後の言い訳」等の
オリジナルの歌が一番好きだ。
オリジナル曲のベストアルバムINTOROシリーズを良く聴いていました。
彼が他の人の歌を続けてアルバムとしてリリースするなんて思っても見なかった。
昔の声を聴き比べると、高音を強く張りすぎる感じがなく、何か大人の男性として、
しっとりと名曲を唄っていて、彼の歌声は年を取るにつれて優しい声になってきたのかと感じた。
自分のオリジナルを主張していた時代もいいなと思っていたが、昔の名曲に敬意を払って
のアルバムのリリースも好感が持てた。
最近の彼のオリジナル曲「happiness」も今の彼の声に合ったじんわりとする曲。
オリジナルも平行して期待してます。
階
アリス再結成をした還暦60歳の谷村新司の短編小説集だ。
短編小説が集まり、「音楽」という一つの大きな歴史の河の流れになっている。
とても面白い構成の小説集だ。人と人、時代と時をつなぐ絆の大切さを改めて気づかせてくれる。現代社会の日々の生活の中で忘れてしまったものを改めて思い出させてくれる。
谷村新司が作る詞や、コンサートのMCで伝えたいことはこういうことだったのか、と納得する。
気軽に読めて、後味の良い爽快感のある小説集だ。