東京ぶらり暗渠(あんきょ)探検 消えた川をたどる! (洋泉社MOOK)
蓋をされてしまった東京の川や水路をめぐるためのガイドブック。かつての東京が水の都であり、水路と生活が密着していた記憶をたどりたい人にお勧めの一冊。写真や地図と共に土地の記憶が実に丁寧に解説されている。
フォーク・ソング2 ~歌姫哀翔歌
約20年前、夜のヒットスタジオで尾崎豊さんが「太陽の破片」をTVで唯一歌った際、一番最初に立ち上がって大きな拍手をした中森明菜さんに、その深い愛情のようなものを感じたことを今でも鮮明に覚えています。
普段見ない日本のTVで先日偶然、中森さんが同い年の尾崎さんのI Love Youに取り分け感情移入をされているのを見て、初めて彼女のCDを購入しました。
歌手として女性として様々な経験を経た大人の中森さんがそれぞれの曲へ想い出やその愛を込めて謳い上げていて、オリジナルとはまた別の歌(曲)のように感じて聞いた時、中森さんオリジナルの良さ(愛ややさしさや辛さのようなもの)が心に染み入りました。昭和の日本の名曲に新しい形で生命を吹き込んだ素晴らしいfolk曲集です。
※Limited Edition(DVD付)の低価格値引版も発売中なのでご注意下さい。
神田川淫乱戦争 [VHS]
迫力を出したり、盛り上げたりすることとは全く逆のやり方で印象的な場面を次々と作り出していく。
放置されたタコ焼きやラストシーンなども印象深いが、母のもとから青年を救い出そうと乗り込んだ女主人公二人が返り討ちにあって、階段をころがるシーンは屈指の名場面ではないだろうか。
青春歌年鑑 70年代総集編
EXPO'70の年、私は小学6年生でした。
同級に好きな男の子がいて、彼が由紀さおりさんの「手紙」をよく歌っていました。
片思いの私は夢中で「手紙」を覚え、学校の行き帰りや家の庭で口ずさんだものです。
あれが、かわいい初恋でした。
70年代、子どもの私が無責任なままにいろいろ存分に楽しめた時代だったように思います。
石橋正次さんの「夜明けの停車場」が入っていたら、さらに評価が高くなって★6個になっていたかも。
青春歌年鑑は夫がたくさん買い込みました。
それぞれの歌が流行った頃の世の中、そして私……じわーんとよみがえります。
歌って、いいですね。