顔層筋メソッド―一生、たるみ知らず! (レタスクラブMOOK)
今までのマッサージメソッドとは違い、特別にクリームやジェル、道具も入らないし工程が少なくすぐに覚えられます!
そういった点には非常に好感が持てますが、実際の動きやスピードは今ひとつ細かい説明がないせいかやっていてこれであっているのだろうかと不安になります。
この金額ならDVDも付けてほしかったというのが正直なところ。
あと、効果の程は1ヶ月くらい続けてますが自分では劇的な変化はわかりません。
久しぶりに会う人にはよく『やせた?』って聞かれます。
三キロ太ってもそう言われるのだから地道に続けていけば、自分でも変化がわかるようになるんでしょうね。
目の下の窪みと法令線が消えるのを目標に気長に続けてみたいと思います。
愛の詩
~久しぶりに今井美樹らしい、そして新しい今井美樹を感じさせる曲だと思います。
クレジットを見れば、作曲・川江美奈子、アレンジ・武部聡志という、
中島美嘉「桜色舞うころ」を手がけたソングライター&プロデューサー、
そして今井美樹の数々の名曲を手がけた作詞:岩里祐穂。
昨年の夏に大ヒットしたベストアルバム「アイボリー3」で、
あの作曲家~~:千住明を起用し「野生の風」をフル・オーケストラで、
そして武部聡志アレンジで「瞳がほほえむから」を新たに録音するなど、
今後を予感させた、その答えのような作品だと思います。
これからも、変わり続ける今井美樹に期待!ですね。~
隠し剣 鬼の爪 [Blu-ray]
藤沢周平の小編を2時間の映画にした。主演の永瀬正敏,松たか子、ほんのちょっとしか出ない倍長千恵子、
役者は皆柔らかくて綺麗な響きの庄内弁を完璧に近くマスターしている。ただ一人,おんつぁま(叔父様)役の
田中邦衛だけが庄内弁ではなく江戸弁でたんかを切っていて、そこはご愛嬌で笑える。
怒り口調で庄内弁をしゃべるのは地の者でもない限り難しいのである。
小編を引き伸ばすために山田洋次,朝間義隆の脚本は,2人が得意な滑稽を使った。
しかし藤沢の小説には軽みはあるが滑稽はない。そこが藤沢オリジナルのストーリーとは遊離してしまったため、
これまでの藤沢・山田作品と比べるとランクが落ちているのである
RAILWAYS [レイルウェイズ] [DVD]
見なくても筋立ては想像がつくと思います。
それでも、やっぱりご覧になるべきかと思います。
映画館で見ましたが、男性・中年・一人客が多かったような感じがします。
中井貴一さんは、こういう役を嫌みなく演じられる稀有な俳優ですね。
多分、この映画を見ている時間は、自分自身のことを考えると思います。
楽しく仕事をしているか、とか、夢を簡単に手放してしまわなかったか、
とか、今からでもできることがあるんじゃないかといったことをきっと思い浮かべる
時間になるでしょう。
そういう時間を提供してくれる映画です。
珍しいですよね、最近、こういう映画は。
「お父さん、仕事楽しい」と娘に聞かれて、
「ああ、嘘みたいに楽しい。楽しんでする仕事は仕事じゃないと思っていたから、本当にこんなに楽しくていいのかと疑ってしまう」(こんな感じ)と答えます。
判ります。仕事が楽しくて仕方がない・・・。そういう風に仕事をしても良いんじゃないですか、と問いかけられているみたいです。
さまよえる脳髄 (集英社文庫)
サイコサスペンスという分類になるのだろうか。
作者の作品の中では、失礼ながら地味な印象がある(映画化されたのだが・・・、しかも売れる前の高島礼子の初主演作で)本作品だが、サスペンス作品として十分読む価値のある作品だと思う。
帝国医科大学付属病院・精神神経科医師・南川藍子。彼女の周りに3人の脳・精神疾患をもつ男が現れる。
犯人逮捕の際のけがが元で、脳梁が損傷し、右脳と左脳の交通がたたれ刑事の海藤。
試合中にマスコットガールを絞め殺そうとしたプロ野球選手・追分。
そして制服姿の女性の胸に裁ちばさみを突き立てる連続殺人犯北浦。
である。
この3人と関わりを持つうちに、藍子自身の命もねらわれることになり・・・。
「脳髄」「大脳」「脳梁」など小難しい単誡?が出てくることが、読者を遠ざけているのかもしれないが、これらの単語の意味がわからなくても、本を読み進める上で支障がないので、是非トライしていただきたい。作品の最後には、作者らしく「落ち」がついている。