Wave (通常盤)
すごく聞きやすいアルバム。ポップなものから、少しゆったりめの曲まで、いろんな要素が詰まったアルバムです。
ユキのソロになってからのアルバムでは、一番いいんじゃないかな☆
わたしはいちばんすき。
なんか、今までのソロ曲は、インパクトが強すぎたり、少し物足りなかったりで、ジュディマリのほうが良かったなと思うこともあったけど、このアルバムは、濃いと思う。
聞いてみる価値はありです。
ちなみに私は、ドラマチックと裸の太陽がすき
スキマスイッチ作曲の曲もあるから、スキマスイッチファンも聞いてみるといいかも!?
カサノバ・スネイク
前作「ギア・ブルーズ」をさらに進化させた、90年代におけるミッシェルの到達点とでも言える作品。
曲のテンションの高さとヘヴィさ、演奏(とくにアベのギター)、チバの歌、どれもがミッシェル一連の作品の中でも最高レベルです。これほどの強度を持つロック・アルバムは、国内外を見渡してもミッシェルにしか創りえないという点でも評価されるべきでしょう。
アルバムトータルでの完成度は、初期の「ハイタイム」に匹敵、あるいはそれを上回るのではないでしょうか。
はだかの太陽 (ハヤカワ文庫 SF 558)
SFの設定としちゃ最高のランクじゃない? 個々人が完全に隔離されて暮らす星での殺人……ほとんど全員対人恐怖症でっす(笑)、さすがに伴侶とは会うんですがその伴侶が唯一の被疑者、殺害現場にいたという極めつけ。だがしかし彼女にその記憶はなくて、凶器は一切そこに存在しなかった。なんでか引っ張り出された地球人刑事ベイリ、「鋼鉄都市」での活躍を見込まれたってことなんですが。殺人なんて起こる民族じゃないから外からスペシャリスト、て気持ちはわからんではない(そこはかとない誤解を感じるが。)。
パートナーとして与えられたのがR(ロボット)・ダニール、前作と比べ若干成長してますなぁ。とことことふたりして星を駆けずり回って、とりあえずはその星の雰囲気、空気のようなものを掴もうと苦心し始めたところに起こる──彼らと映像通信をしていた相手の、毒殺。この遠隔殺人のカラクリは比較的簡単にわかるのですが(さすが刑事。)、ところがその意味するところはわからない。
ベイリはその星で、閉じこもったドームで人とばかり暮らす地球人も、人と離れてロボットに傅かれて暮らすその星の人間も、多分どちらも不自然だと思ったのでしょう。活発な被疑者の(苦笑)女性に連れ出されて、彼は空を見上げてしまい、とある物を目にします。端的にいえばこの本のタイトル。
この事件の解決をも引換えにして、彼は地球人の移民を唱えるリーダーとなっていきます。