BEST~ third universe~ & 8th AL “UNIVERSE"
2006年〜現在までのシングル収録。選曲もそんなに酷く叩く程ではないですし、アルバムのジャケットから察している人もいるかと思うが、ジャケットの手に持っているのは前のアルバムである事より過去の自分と現在の自分の表現がされていて良かったと思います。久々に聴くと、結構良かったアルバムです。
デビュー10周年になりましたが、これまでのベストアルバムの中では最高傑作です。
だめんず・うぉ~か~ DVD-BOX
コミックの「だめんずウォーカー」とは全くの別物とお考えになったほうが良いでしょう。
コミックを引きずってしまうと楽しめなくなる恐れがあります。
ブルースという伝説の軟派男を雨上がり決死隊の宮迫さんが扮しているのですが、原作のキャラと違っていて、個人的にはここがどうしても突破できませんでした。
原作を参考にしたTV版オリジナル作品と考えないと邪魔が入ります。
藤原紀香さん、山田優さんという美女の競演で、お二人に向いたコミカルな作品になっています。
舞台が丸の内で商社の秘書室のOL達が玉の輿を狙っているという女性の会話を楽しむストーリーです。
収入の多いセレブにしか目がいかない役の山田優さんには凄く好感を持ちました。
だめんず・うぉーかー(16)(SPA COMICS)
この巻は、倉田さんの結婚お祝い号のようでもあります。
そのせいか、本来の『だめんずうぉーかー』の印象が薄いのではないかと思われます。
ネタ話に真剣に深く突っ込んでゆくのが好ましく感じられていましたが、やや気が削がれた感じです。
巻末にご夫婦の対談が掲載されています。
だめんず・うぉーかー (15) (SPA COMICS)
祝!だめんず妊娠ていうわけで。
「ブルース」以来ヤリチン男たちの登場が増えておりましたが、今回もまたネットナンパ師(つまり出会い系愛好者)が写真入で登場し、成功話と胸のすく?失敗話を語ってくれます。
ウラページの特集もヤリ部屋を公開したり、その他女性経験の多さを誇りだと勘違いしている男たちが実写(顔抜き)で登場してます。
どうしてこんなにこのシリーズが充実してきたんだろ、と思ったら、彼氏さんがそういう方だったんですねww
一番興味のあるものをかきたくなる。。。わかりますw
まあとにかくこの人は、「だめな人・問題ある人」をかかせたら逸品なので、最後の「ダメ親」もよかったです。
でも結婚(するかもの)相手はお金持ちみたいなので、もうがんばらなくても生活できそうだしパワー落ちるかな?
もちろんこのまま「やっぱだめんずだった」で終わったらすごいオチなんですけど、そうならないことお祈りしてますw
BEST~ third universe~ & 8th AL “UNIVERSE"(DVD付)
ベストアルバムと8枚目のオリジナルアルバムを合体。かつて12週連続シングルリリースという驚愕のプロジェクトを大成功に収めた倖田來未チームらしい発想だが、個人的には「あまりにボリューミーな内容になる為、リスナーの視点で考えると1曲1曲への愛情が薄れてしまうのでは?」と懸念していた。
が、まず『BEST〜 third universe〜』で『恋のつぼみ』以降の倖田來未を振り返ってみたところ、この人には“無難”とか“守り”という言葉が似合わないことを再認識。広く浅く愛されるのではなく、今回は恋する女の子がハッピーになれる曲を、次はポップスを聴かないクラバーを振り返らせような曲を、更にはロックファンが聴いても「面白い」と言ってもらえるような曲をと、すべての曲は愛されなくとも誰もが1曲は「好き」と思えるような存在を目指してきたことがよく分かる。それは一歩間違えればスターダムから転げ落ちる危険なスタイルではあるが、エンターテイナーとしては健全な在り方である。
そして肝心なオリジナルアルバム『UNIVERSE』。こちらの内容がベストの影に隠れたり、このボリュームに耐えうる純度や刺激を持っていないようなら、ハッキリ言って格好悪い。が、1曲目『Step Into My World』を聴いた時点で全く別次元の心配をしてしまった。これ、攻め過ぎじゃねーか!? 前作『TRICK』にも増してリスナーに媚びてない。エモーションの塊みたいなサウンドメイキングを全体的に好み、爽快なポップチューンであってもその声やアレンジには生々しい熱を注ぐ。まぁ要するに格好良すぎるのだ。思わずニヤけてしまうぐらいに。
アルバム『secret』で恋に墜ちて以来、彼女の作品について多くを語ってきたが、断言できることは、今作は倖田來未の歴史において最大の勝負作である。日本を代表するトップアーティストとして君臨してきた4年弱の歴史を詰め込んだベストに、過去最も作品性の高い『UNIVERSE』が負けじと愛されるかどうか。それ如何で彼女の未来は大きく変わっていく。が、いずれにしてもこの戦い続ける姿勢を止めない限り、彼女の音楽そのものが廃れることはないだろう。だって全身全霊の倖田來未はこんなにも艶やかで煌びやかで愛くるしいのだから。