Eden
この青臭さ・・・40歳代後半を迎えた俺には眩しいほどだ。俺はもうこれを20数年間愛聴し続けている。
80年代は個人的にあまり実りがないディケイドだったが、数少ない成果がこのアルバムだ。
この喪失感は何なんだ?
「Each and Everyone」と「I Confess」はこの先もずっとエヴァーグリーンであり続けるような気がする。
スパイス・ザ・ムービー [DVD]
イギリスの人気グループ、スパイス・ガールズの初主演映画です。私はスパイス・ガールズの音楽が好きだからこそ、この点数をつけましたが、そうでない人がこの映画をどう思うかは、ちょっと不安・・・。
ジェリ、メルB、メルC、ヴィクトリア、エマと、メンバーの個性がきちんと描き分けられているのが面白いです。コスプレあり、コント?あり、とバカバカしい企画の中にも、必要以上に彼女達の言動を騒ぎ立てるメディアへの皮肉が交じっているのが、イギリスらしいような気がします。もちろん、アーティストが主役だけあって、コンサート、ライブはもちろん、リハーサルの場面もなかなかの迫力。それまで大騒ぎしていた女の子達が、歌う場面となるとピシッとアーティストの顔になるところが何とも素敵です。ただスパイス・ガールズは、作詞作曲も自分たちでこなしているとのことだったので、曲作りの場面も見せてほしかったです。
エルトン・ジョン、エルヴィス・コステロなどの大物ゲストがカメオ出演しているところもポイント。数々のヒット曲が映画を飾っていて、映画を観終わった後は彼女達のアルバムが聴きたくなります!
Spice
スパイス・ガールズのデビュー作であり最大のヒットである『Wannabe』はもはや名曲。聴く度にハッピーで元気な気持ちにさせてくれます。一見、にぎやかな女の子グループに見えるけど、『Say You'll Be There』や『Love Thing』などのクールな曲から、『2 Become 1』や『Mama』などのしっとりしたバラード・ナンバーまでこなすあたりはさすがといった感じ。まさに個性的な5人のメンバーのように、バラエティに富んだアルバムに仕上がっています。
私のお気に入りは『Wannabeと『Mama』。後者は親元を離れた時に聴くと効果的です。まだ初々しさの残る、元気と若さに満ち溢れた、魅力的なアルバムです。ちなみにメンバーの1人、ヴィクトリアは、今を誇るイングランド・チームの主将、ベッカムの愛妻です。
うにっき―girls are made of sugar,spice and all that’s nice!!
おおたうにさんのご本は、好きなんですけど、ファッションに関する本ばかり持っていて、うにっきは読んだことがありませんでした。
いつものイラスト中心ではなくて、小さい文字で3段331ページびっしり文字が並んでいます(イラストや写真も多いです)。読書が苦手なかたでは辛いかもしれません。
しかし、今回この本を読んでみたら、イラストだけじゃなくて使う言葉のセンスもいいんだなと思いました。
よく怒ってるイメージがあったんですけど、全然そんなことはなかったです。
内容は、題名とおりの日記なんですけど、ファッションだけじゃなく日常のことを面白く書いていて、好感が持てました。
Lind@pjさんとの対談や担当編集者さん4人との対談も載っています。