ブラック・アンブレラ
日本でも、海外であっても人を呪い殺すとかいう儀式はあったようだが、
この本では恨みの凄まじさ、内々からじんわりとくる粘着質な女の情念の恐ろしさをしみじみと実感!
反面、言葉も文化も違う人々の中で生きていくことの大変さ、だからこそ深まる夫婦間の連帯。そういったポジティブな愛情も感じられて読後はさわやかでした。
もう先を読みたくないのに、読まずにはいられない、怖いのに、見ずにはいられない、文章に引き込まれあれよあれよと言う間に読んでしまった。
しかし、しかし、女の恨みって怖いのね~~
スリーピングフラワー [DVD]
里紗ちゃんファンして購入しましたが、客観的に映画としては、イマイチです。
理由は、 1テーマ性が弱い(何を伝えたいか不明)、 2テンポが悪い(退屈)、 3ストーリーが不可解(現実と非現実がはっきりしない)などです。
個人的にはぎこちなさの残る里紗ちゃんの演技が見れてよかったのですが、映画好きの私にとってはやや物足りない気がしました。
映画としての評価は低めですが、里紗ちゃんファンなら買っても損はないでしょう。
ときめきメモリアル2ボーカルトラックス4
ほとんどのキャラのイメージソングがもりこまれています。サブストーリー3の「想い」もありかなり満足です。一つだけざんねんなのが野咲すみれちゃんはないことですね。でも買いですね。
鍵がない デラックス版 [DVD]
もっと幸せになれるかも
そんなことを考えたのかもしれない
女は失ってみないと本当に大切なことに気づかない生き物
雨の日、鍵をなくし、家に入れず、携帯も充電切れ
そんな心ぼそい一夜を夜通し、歩き、他人の悩みも少しだけ垣間見て夜が明ける
本当に大切なものは近くにある
私も鍵を見つけたい、そう思う作品でした
夜明けの晩に〈下〉
初めはその厚さに敬遠してしまいますが(読書好きでさえ)だけど一行読み始めたならもう止まらない。壮大なスケールで繰り広げられるミステリーはバラバラになった線と線、点と点が最後には綺麗につながり。。。
とにかく読んでもらいたい!インド、青森、ヘブライ 、猿田彦、様々な人種
方々に散っているキーワードがどのようにきれいに拾い集められているかを、
とても儚く、美しく、そして力強い物語です。