スケキヨ
冒頭からいきなり「濃い」。
ホッピー神山の混沌としたサウンドに乗せ「愛してる」を連呼する
『不必要にヒラヒラのついた服』と、久々に大槻のヘンな声
(『キノコパワー』の「ぉえぉあ゛」みたいな)だけが続く
『少女はメッサーシュミットに乗って』で幕を開ける。
みうらじゅんと人間椅子で『君は千手観音』、本城のペンによる
『ワインダイダー・フォーエバー』は本作のブックレットの中で
「本来、筋肉少女帯はこういうサウンドになるはずだった」
と語られているファンクサウンド、そして、あぶらだこの皆様の
演奏による『横隔膜節』と続く。
そして『Guru』。とにかく三柴のピアノが美しく、全体を包む音は
(まるで『クリムゾンキングの宮殿』や『ブックオブサタデー』みたいな
暗闇の中の一点の光のような世界で、大槻の詩の世界を更に
奥深いものにしている。
特に古くからの筋少ファンには必聴の一枚。
いや、「アオヌマシズマ」とセットで二枚かな?
クイック・ジャパン 93
Sound Horizon特集があったので内容を簡単に書きます。
陛下のインタビューが6P
マーティ・フリードマン、彩乃かなみ、下川みくに、yokoyan、AKB48渡辺麻友のインタビューがそれぞれ1P
国王生誕祭休日スペシャル2010のレポート
1st StoryCD Chronicle〜7th StoryCD Marchenの概要、陛下のコメント、簡単なストーリー紹介
白樺リゾートファンクラブイベント参加ルポ
StoryCDのガイドが意外と詳細でした。同人時代のCDにもちゃんと触れています。(Chronicleは1200枚作ったとか)
イドイド(通常版)ジャケ絵がページ一枚分で美しく印刷されていたのが地味に良かったです。紙質も中々だし
勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1
偶然BSで「勝手に観光協会」を見て、「岐阜のギフト」(岐阜県)がいい曲だったので、曲数の割に安いCDと思い、何曲か楽しい曲があればと思って買いました。最初、家族は無駄遣いだと馬鹿にしましたが、通して聴いてみると、歌詞がよくできていて、曲もそれぞれの都道府県ゆかりの有名歌手の曲を何となく連想させるものでした。通してのんびり聞いているとリラックスできますよ。
ムカエマの世界 (ちくま文庫)
ムカエマとは、思わずムカムカしてしまう絵馬といった意味だが、一見して放っておけない、奇抜で、何より笑ってしまう絵馬のことである。
そんな絵馬を全国の神社に探索し、写真と漫画で紹介した一冊(雑誌の連載をまとめたもの)。
絵馬を書いた人たちの必死な思いが、異様なエネルギーを伴って、直截な、ときにシュールな表現とり、それが激しく笑いを誘う。
そのエネルギーにも負けないみうら氏の解説(?)漫画。
終始笑いを倍加させてくれるクォリティーの高さです。