愛という名のもとに DVD-BOX
実は連続ドラマを殆ど見ない私ですが、浜田省吾(主題歌『悲しみは雪のように』や挿入歌を歌唱)ファンとしてこの作品を注目して見ました。トレンディ・ドラマ全盛時に鈴木保奈美や江口洋介をキャスティングしていた割には、設定やストーリーにそれほど非現実的な印象はなかったです。主人公たちが、学生時代からの強い絆と、それぞれが色々事情を抱えている大人同士としての距離感に戸惑う感じがリアルに出ていたと思います。森本レオ、ルビー・モレノ、佐藤オリエなど脇を固めるキャストも実力派揃いでセリフの棒読みもなく、ストーリーに難無く入り込めました。Bob Dylanの『風に吹かれて』の訳詞が彼らの合い言葉だったり、高畑淳子と山本耕史が親子役で出ていたり、意外に見逃してしまいそうなこだわりやキャスティングも感じられます。ボート部の祝勝会で『ラストショー』を皆で歌ったり、店内BGMにも浜省の曲が使われていたりして、浜省ファンとしてもマニアックに楽しめました。脚本の野島伸司が浜省のCDを持って山籠りして書いただけのことはあると思います。
ロマンスへの誘い〈1〉愛という名のもとに・教授と私・もう一人のケルサ (Harlequin limited edition)
愛という名のもとに【ペニー・ジョーダン】ロージーは窮地に立たされていた。祖父の遺言により、三ヶ月以内に結婚しない限り、四百年の歴史を誇る屋敷は貧欲な叔父の手に落ちてしまうのだ。弁護士は彼女に契約結婚を勧め、最高の相手として幼なじみのガードの名を挙げた。彼は十代のときロージーを傷つけた男。だがほかに選択肢もなく、ぎこちなくプロポーズの言葉を口にしたロージーだったが・・・・・。
教授と私【ベティ・ニールズ】チャリティは平穏で単調な日々に嫌気がさし、結婚するつもりでいた恋人とも別れた。とはいえ、一家の家計を支えるチャリティにとって、刺激的で心踊るような人生など夢物語でしかない。ささやかな楽しみは、勤め先の病院で内科医長のワイリーライアン教授に会えることだけだ。そんなある日、思いがけず教授のほうからチャリティに声をかけてきた!
もう一人のケルサ【ジェシカ・スティール】「手切れ金は払う。父と別れろ」社長の息子ライルのその言葉を聞いたとたん、ケルサは彼の頬を打っていた。ケルサ自身、なぜ入社早々社長に気に入られ、社長室付秘書のアシスタントに抜擢されたのかわからないが、愛人と誤解されるのは許せなかった。頬を打たれたライルは怒りに満ちた目でケルサの腕をつかんだ。そして次の瞬間、信じられない行動に出た。
愛という名のもとに〔1〕 [VHS]
たまたまテレビで再放送で見て、思わず心奪われてしまいました。一見友情をテーマにした青春ドラマ。その手のドラマの総集編じゃないかと思ってしまうくらい、青臭いセリフの連発なんですね。ですが、なぜ見入ってしまうのかと考えてみると、残酷なほどちゃんと現実を描いているからかなと思ったんです。大学を出て世の中で現実に直面し、そんな時にイノセントな思い出を共有する大学時代の友人たちが励ましあう風景、これがこのドラマの基本形でしょう。ストーリー中の出来事を悪いことといいことに分けてみると、悪いことは私たちが日々感じている現実なんですね。仕事がうまくいかない、不倫、個人主義などいろいろ出てきます。そうするとすぐに友人たちが集まって、励ましあう。ドラマ全体を友情に覆われているように見えるけれども、その下に存在する現実をしっかり見せています。野島伸治の鋭い目線を感じますね。つまり、厳しい現実と友情という理想(幻想?)の両方が含まれているところに、このドラマが見ている人の心をつかんで止まない理由があったんだと思うんです。見ている人は、このドラマで描かれる「悪いこと」の方が自分の生活と同じだということを無意識的にわかっている。だけど、もしかしたら友情に満ちた親友なんていう理想もあるのかもと、錯覚してしまう。ここに二重性があって、このドラマのコアの魅力になっているんでないかといのが私の考えです。驚いたことがもう1つあって、それは彼らの友情にさえ二重性があったこと。妊娠した洞口依子が「チョロと私って、仲間の中で、将棋で言えば歩みたいだって話してたよね」というセリフが第11話にあります。そう、彼らの友情は一枚岩ではなく、そこには序列や優劣がある。なんて厳しい現実だろう。こういう矛盾に満ちた、決して幸せにおぼれることができない人間像をトレンディードラマとしてポップに仕上げた野島伸治はすごいと思います。
Born in 1952 - 愛の世代の前に
91年、仙台「みちのく杜の湖畔公園」で行われた“On The Road 90-91”。
2年に渡って行われたツアーの最終公演だったそうで、VTR収録もするため、他の公演よりも演奏曲目が多く、3時間半から4時間ぐらいはやっていたと思います。
当時、私の無二の親友が勇気を振り絞って好きな女の子をこの野外コンサートに誘って見事玉砕(爆)、代わりに私が一緒に行ってあげたのでした(笑)。
それまでは、J・BOYとかは知ってましたが、特に思い入れもなく、野外コンサートってどんなもんだろう、というぐらいの気持ちで行ったのでした。
…1曲目が「愛の世代の前に」だったんです。
ド頭からやられてしまい、一気に浜省の大・大ファンになってしまいました(笑)。
この曲を聴くといつもこのエピソードを思い出してしまいます。
もう、あれから14年たつんですねぇ~。早い!
浜省も今だに大物ぶりを発揮し、活躍中。
俺も頑張らなくては!
Sweet-for emotional memories-
最近の音楽業界はレコード会社の枠を超えた編集がおなじみ。本アルバムはどれもシングルリリースして大ヒットしたものばかり。個々の代表曲のベイトといってもいい。大ヒットオムニバスアルバム100万枚は間違いなし。最近の曲まで収録しているところがにくい。それにしても、テレビからヒットが生まれた曲がこんなにあるんだ。すごいね。