ののちゃん 7―いしいひさいち全集 (GHIBLI COMICS SPECIAL)
本書は、時事問題、現代哲学、歴史、スポーツ、ミステリーなど
幅広いジャンルの4コママンガを発表し続ける著者による
新聞連載作品を収録した単行本。
たまのの市に住む「ののちゃん」一家と、
彼らを取り巻く人々(そして、妖怪たち?)の陽気な日常を描きます。
3年3組の面々や広岡先生、
三宅さん、町内会長などお馴染みのキャラクターに加え
話が脱線ばかりの夏川先生、天才高校生シンガーの吉川ロカ、野球部で紅一点の島田など、
魅力的な新キャラクターも続々登場し、珍騒動を巻き起こします。
ミヤザワ不動産や大勲位精肉店、ゲスト出演のB型平次はもちろん、
藤原先生の性教育や、恒例の大玉転がし―と、どの話もとっても印象深いのですが
とりわけ印象深いのは、のぼると不思議な同級生・月子さんをめぐる
ちょっと怖くて、切ないエピソード(4212,4246,4247)
温かみと毒気の混じるユーモアと、鋭い人間観・世界観が調和し
読み返すたびに新たな発見がある本書
従来からの著者のファンはもちろん、
著者のマンガを読んだことがない人など
一人でも多くの方にオススメしたい著作です。
ののちゃん 6―いしいひさいち全集 (GHIBLI COMICS SPECIAL)
早いもので全集も6巻目になりました。
この巻では、2006年6月1日〜2008年3月31日までの作品が掲載されています。
ヒロオカ先生やもったいないオバケの出番が少なくなったようで残念ですが、今回も楽しくほのぼのとした笑いで楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
HTBマスコットキャラクター ねんどろいど 着ぐるみonちゃん (PVC&ABS塗装済み可動フィギュア)
いいですねぇ。
此を眺めるだけで、どうでしょうの名シーンの数々が脳内によみがえります。
デフォルメされた他のねんどろいど製品とは異なり、まるで安田さんがそのまま入っているかのようなリアル(?)な造形が素敵です。
そうそう、台座の使い方ですが、円形のベースに短い円筒型のをさし、その上に三角のモノを刺してつかいます。onちゃんの足の下にあるくぼみに、三角形の上の出っ張りを刺せば、歩いているような姿勢で安定させることが出来ますよ。