村西とおるの閻魔帳 ―「人生は喜ばせごっこ」でございます。
若かりし頃、村西監督の作ったAVにお世話になっていました。
エロに尽きるのですが、やはり、馬鹿では人を引きつけるAVは作れなかったのだなと思っています。
世の中には何も知らないのに、分かったつもりの人間が山の様に居ます(私も含めて)。
確かに、村西監督は真面目に生きている人間にはハチャメチャに見えるでしょうし、
この本に書かれていることも、戯言の様に写るのだと思います。
しかし、私は、久々におもしろい本を読ませていただきました。
ハチャメチャのようで、人を見抜く目の鋭さに感嘆いたしました。
とても楽しく読ませていただきました。