デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!/デジモンアドベンチャー【劇場版】 [DVD]
第1作目『デジモンアドベンチャー』とテレビ後日談を描いた『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』劇場版2本が収録されています。
2作とも監督は細田守。この作品で、独特な演出が注目され、ヴィトンのCMを制作や、諸事情で降版されましたが『ハウルの動く城』監督へのオファーが来るようになる程。
『デジモンアドベンチャー』は、1995年の東京光が丘団地で突如現れた”謎の怪獣”とそれを目撃した兄太一と妹ヒカリの1日の物語。
この話が後にテレビ版に繋がるわけです。
更に『ぼくらのウォーゲーム!』で、同時に謎の怪獣を目撃し、後に選ばれし子供達となって冒険を繰り広げた太一とその仲間たちが、その後迎えた春休みのたった1日の大事件。
いずれも「これで約40分しかないなんて、密度が濃すぎる!」という凝縮された内容です。
子供向けと侮るなかれ。
写真のように描かれた団地やお台場の風景が、今迫り繰る危機を盛り上げており、更にインターネットで情報を共有できる世界を全デジタル作画技術で幻想的に描写。両者の対比が見事なのと、人間たちの行動パターンがとてもリアル。「偶然」が度重なるスリルも味わえます。
気がつくと画面に吸い込まれている自分に気付くでしょう。
実測!ニッポンの地域力
エコノミスト連載中から興味を持って読んでいたので、単行本化され、とても有難い。但し、街づくり論で高名な著者の本ゆえ、営業戦略から題名を「地域力」としたのだろうが、本書の白眉は、日本の人口と年齢別の構成の変遷が、日本経済、産業構造の変化と相まって、地域経済にどういう影響を与えたか、与えるだろうか、というマクロ的な分析にある。従って、佐世保や青森といった比較的町のにぎわい作りに成功している都市の分析や、街づくり論を期待すると当てが外れるかもしれない。多くの目新しいデータを駆使しており、目から鱗が落ちる。エコノミストと異なり、グラフがカラーでないのが残念。白黒のグラフはやはり見にくい。早く、講演録も出版して欲しいです。
秋庭豊 と アローナイツ ベストアルバム
この作品中にある「ぬれて大阪」のイントロ部分、キーボードのひと音、トランペットのひとふし音色で、
ウォわわわわ〜♪と出だしを聴いただけで、
ゆっくり幕が上がり、秋葉豊とアローナイツが現れてこれからコンサートの始まり、
はじまりみたいなゾクッとする気分に誘われるんだよ。
まあッて!いるわあ〜と♪
・・この腰の入った声、コブシも最高、大阪の情念を感じる詩だねえ。
実に見事だよ。
他の曲も素敵なんだけど・・
ひらめくイメージがすごく良いので、特にこの曲はお気に入りですね。
戦国BASARA3 オリジナルサウンドトラック
曲はいいのですが、再録曲はともかく新アレンジ曲が全部入っていないのが残念です。全曲入っていないとは書いてありましたが思った以上に収録曲が少なく感じました。
桶谷式 母乳で育てる本
私も母乳が出なくて夜な夜な泣いた母です。赤ちゃんを産めば誰でもおっぱいが出ると思っていたので出せない自分は母失格とそれはそれは落胆したものです。
でもこの本を読んで、私はほ乳類なんだと改めて思い出しました。おっぱいが張らないから出てないんじゃなくて、カチコチに張らなくなったのは良いおっぱいをタイミング良く出せるようになったこと、赤ちゃんと息が合ってきたことなんだと教えられました。
何より参考になったのは断乳についてです。正直断乳に抵抗があったのですが(卒乳したかったので)この本を読んで抵抗が無くなり、子供も私もステップアップした気持ちです。断乳儀式は本当に感動でした。二人目もモチロン完全母乳です。桶谷式にはすごく救われたのでとても感謝しています。
ただ、食事などなんでもその通りにするとママがストレス溜まっちゃいそうなので程々に。たまには甘い物食べて息抜きだって必要だと思います。なので星4つです。