1/6の夢旅人2002
もちろん北海道テレビ制作の人気深夜番組『水曜どうでしょう』のテーマソングです。
今や幻の前バージョンとは全く違った良さのある曲だと思います。
歌詞はほぼ同じはずなんですけど、こうも印象が違うものか、と。
なんていうんですかね、私なんかはこれを聴くと、
出演者2人、ディレクター2人のゲラゲラ笑ってる姿が浮かんでしまって、
それだけでなんか嬉しくなっちゃうんですけど、
純粋に楽曲として、あの駆け抜ける感じがとても気持ちいいと思いますよ。
「どうでしょう」を知らない方々も、元気になれる曲だと思います。
そして『word of life』はなんか涙腺を刺激されてしまうんですよね。
歌詞に癒されてしまうなぁ。曲もきれい。
CD EXTRAの「どうでしょう同窓会」もゆるくていいですよ(笑)。
悲しいことではないんだ
『手紙〜親愛なる子供たちへ〜』という曲を聴いて、
不思議と自分の母親と、その親(祖父母)のことを思い出しました。
介護のことについて、後悔をして母が泣いていたこと。
この本は、『手紙』という奇跡のような一曲ができるまでのたくさんのエピソードと、
その曲を通して、樋口さんや、もしくは曲自身が伝えたいと思っていることを
深く書いてくれている本です。
老いていくことや、もしかしたら死んでしまうこと、
介護を続けていくこと。
誤解を恐れずにいえば、それは「悲しいこと」「避けたいこと」だと思っていました。
でも、この本を読んで、
『手紙』という曲や、樋口さんが伝えたいことが分かった気がします。
それは、「遅くない」ということ。
「ブックマーク」という表現で著者は話されていますが、
いつも、介護をしながら天使のような気持ちでいることはできません。
ひとこと「ありがとう」という言葉がほしいと思ってしまうのは仕方ないことかもしれません。
でも、それでも、ふとしたときに、目線を変えて、
「ずっと長生きしてほしい」と思える心持ちにしてくれる、不思議な曲。
それが『手紙』だと思います。
本当に素敵な本で、素敵な曲です。
ぜひ、読んでみてほしいです。
手紙 親愛なる子供たちへ
祖母をなくして、約半年。生前 介護士の方からいただいた詩を透明テーブルカバーの下に見えるようにして大切に保管していました。 歌になったものを 父が探していて、この本と一緒にプレゼントしました。
アマゾンからのこの本の内容説明を見ると、この歌が出来上がったいきさつなどを書いているだけのものかと思っておりました。しかし、届いてみるととても美しい写真と共に詩が載っており、父は大変感動していました。
この曲や詩に関してのレビューを見ると色々賛否両論とあるようですが、この詩のおかげで沢山の人が励まされたり、勇気つけられたりしたことを思うと、世に出された意味は大いにあったと思いますよ。
1/6の夢旅人 二度目のありがとう
大人の事情でなかなかCD化されなかった本作品。プレイヤーにセットし、ヘッドホンから流れてきた樋口さんの歌声に感動致しました。北海道でリアルタイムでどうでしょうを見ていた頃を思い出しました。昔からのファンも最近ファンになった人もぜひお手元において欲しい一枚です。