ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション [DVD]
ティム・バートンは変化球のような映画ばかりを撮っているイメージがあります。そして、その変化球大好きなのがジョニー・デップで、だからこそ彼らのタッグは多いのですが、はっきり言ってこのタッグで面白かった、または、素晴らしかったと言える作品はありません。少なくとも、私の中では…
しかしながら、この作品(ジョニー・デップは出てませんが…)だけは別格です。主人公は作り話ばかりしている父親を嫌悪していますが、『なぜ父親は作り話をするのか?』話が進むに連れて、それがだんだんと分かってきます。そして、そのことを主人公が理解した時、主人公はある行動にでます。
この一連の流れが、見る者にあざとくない、心からの優しさを感じさせてくれます。
幸せや優しさは身の回りにあふれているんだよ、と伝えてくれているかのようです。
映像美も申し分なく、素晴らしいの一言に尽きる映画だと思います。
ビッグフィッシュ―父と息子のものがたり
死の床にある父を看取ろうとする息子が、父から聞かされてきたホラ話の数々を思い出していく。寂しがりやの巨人、人間ほどの大きさもある大ナマズ、若者の旅立ちを妨げる奇妙な町・・・。家に帰ってくることの少なかった父と、いつも孤独だった息子の間をたった一つ繋ぎとめた、あきれるほど突飛で、幻想的で、切ないエピソードが細切れに綴られていく。
イラストレイターである著者が本業の片手間に少しずつ書き溜めていったという本書。深みはないが、読みやすく、最後まで一気に読ませる。アメリカの伝統的トール・テイルの佳作。ティム・バートンが映画化したのも納得。
ロング ウェイ ラウンド Long Way Round Chasing Shadows Across The World ―ユアン・マクレガー大陸横断バイクの旅 108日間、32000キロの冒険ドキュメンタリー 完全オリジナル版
ユアン・マクレガー 大陸横断~バイクの旅DVDを
ご覧になった方には、是非併読をお勧めします。
DVDで描かれなかったインサイドストーリー満載で、
それ以上に、活字でないと伝わらないであろう
ユアンとチャーリーのその時々の旅への想いがひしひしと伝わってきて
あの感動が一層濃くなって心に残ること請け合いです♪
ダイヴ・イントゥ・ディズニー(CCCD)
ビークル、ドーパン、バンアパ、ハスキンはすごく良かったです、彼らのカヴァー技術にはただただ感服するばかりでした。しかし…
スカバンドが日米ともに撃沈しております。おかげで「カヴァーはうまくやらないとタダのパクリに聞こえる」ということを再確認してしまう結果になりました。Snuffも相変わらずですし。
総合的に見て、捨て曲が多い、これじゃモッシュできないの二点を引かせて頂きます。
ちなみに、10をライブで聞きましたがモッシュは起こってませんでした…
1/72 MiG-21 MF ポーランド空軍 "ビッグフィッシュ"
ホビーマスターの商品じたいはさほど持ってはいないのですが、出来はなかなか素晴らしいと思います。なんといっても全体に施されているウェザリングが決め手です。フィッシュベットというとかっこよくないという印象があるかもしれませんが、そういう印象をぶち壊してくれそうな一品であります。