BEST/ドイツ歌曲集~シュー
自分も声楽を勉強していますがこれらの曲をよくもこんなに軽やかに歌えるものだと感動してしまいます。彼女の歌は、その軽やかさにおいて賛否両論あると思いますが、ここまで自分のキャラクターをこの歳で確立できているというのがすばらしいと思います。
ホーソーン短篇小説集 (岩波文庫)
本短編集、正直まだ全作品読了していませんが、強く感銘を受けたので書評します(全作品読了後にレビューを改める予定です)。
本短編集中で現在読了中のもので強く印象的なのは、『牧師の黒いベール』と『ウェーク・フィールド』です。
『牧師の黒いベール』は、それまでずっと善良であった牧師が、或る日急に顔を黒いベールで覆い、説教中でも結婚式の最中でもベールを外さずに生活し、結局は死ぬまでずっとそのままベールを付けて過ごし、棺桶の中でもその姿であったという話です。どうして牧師は急にそのような行動を取るに到ったのか、そのベールが象徴するものとは何か、これこそがこの作品で考えるべき主題です。私には答えが出ましたが、ここでは敢えて書きません。
『ウェークフィールド』は、とある夫婦があり、「ウェークフィールド」という夫が旅に出ると偽って、自宅の隣街に間借りし、時たま妻の様子を視察しながらも、二十年以上の年月をそのまま過ごし、或る日、恰も一日だけ出掛けていたというような風情で自宅に戻って来、その後はずっと親しく暮らした、という話で、「ふと魔が刺した」ことで採ってしまう行動が、如何に致命的なものになり得るかという畏ろしさを表しているように思います。ボルヘスが「カフカを先取りした作品」「凡そ文学における最高傑作の一つ」として本作を称賛、ポール・オースターも本作にインスパイアされて『幽霊たち』を書いたことはあまりに有名です。
ホーソーンと言えばメルヴィルが特に『ホーソーンとその苔』なる評論で「アメリカのシェイクスピア」、「一見すると小春日和の中に暗黒の力(Power of Blackness)が宿っている」などとして心から讃えたことも有名ですが、正にピューリタン的な清楚な日常世界の奥から闇が蠢き出しているといった風で、本書を読むことで、「私は真実のみを愛しています」と言ったホーソーンの意味深き作品の真意を、読者は捉えてみたくなるということは請け合うことが出来ます。
菅井君と家族石 THE MOVIE 黄金の吉田BOX (完全数量限定版) [DVD]
KING OF FLASH ANIME?
秘密結社鷹の爪」でおなじみ「蛙男商会」衝撃のルーツ作品であり、
過激なギャグと強烈なキャラでネット界を震撼させ、TVシリーズ化・コミック化を
許されなかったあの超危険作品が、まさかの映画化!!
個人的には「鷹の爪」より「菅井君と家族石」が面白いと思います。
FROGMANの映画や音楽への熱い情熱が危険なギャグへと変換されている
ところがたまらない。
音楽ファンにはたまらない
人気ジャズバンドの「SOIL&PIMP SESSIONS」が「副島さんとピンカラ殺生s」として、出演&音楽作曲担当しているところも最高!!
入門マクロ経済学
ä'è...''1aé£è'-ä¿¡é §'¨...\é-¬'aäμ3§¨1è'-μ...\é-¡-1é-¨
...\é-è... ̄é£-"¨èa°è§£±¨3°è'-§ ̄-¬è'- ̄è'-è...¡äé1"aèa¬-ä"-§''èa¿-解°'£èaè...\" ̄ä...§a
...ä" ̄-£-¬¬""13¨-
' 'é ¬ ¬ 3
'¡ é  ̄μ£ äèa¬
'¢" §...¨ä"'解\
'£ '¿'é¡'"é¡'¿°'-°!!!'-°
'\¬§ä¿è¨äè§'
'¬-'°'§ä¡ ä
¨è§£èa¬°¡a£¨¡ ̄1èa¿a
§ ̄"1è ̄èa¬-èaä" ̄""- ̄-a...\é- ̄μ'解o...\é-'¬2-¨éèäè¨μ...\é-¡oè¡ä § ̄a £èaa¬è'-¨" ̄解§¨--£¨èa¬°¡a'aμ...\é-¡'¨è--
玄洋社・封印された実像
本書は日本の敗戦後にGHQから解散させられた玄洋社の実像に迫るものである。そもそも、玄洋社という団体について、その実体を知っている人は少ない。日本を戦争に導いた国家主義団体として解散させられた事が大きな要因であるが、そのGHQの日本占領政策において欧米主導の歴史観を日本人が植えつけられ、意図的にその存在に日本人が触れないようにしたことも大きい。
2011年(平成23年)は孫文の辛亥革命から100年だが、その孫文の革命支援を全面的に推し進めたのが玄洋社である。欧米に祖国を侵略され続ける中国を救うために立ちあがったのが孫文だが、その孫文を支援することは欧米を敵に廻すことになる。そこからGHQは玄洋社を「敵」として弾圧し、見せしめに玄洋社員でもあった広田弘毅をA級戦犯として処刑したのである。
今、日本人が書いた多くの歴史書や解説書では玄洋社は大陸を侵略した団体として記され、だから、GHQによって解散させられ、広田弘毅は絞首刑になったとある。しかしながら、それらはGHQが作成した歴史書をコピーしたものであり、自らその実態を詳しく調べたものは皆無である。
著者は玄洋社の研究者として詳細な資料を駆使している。その一つ、一つを読み進めば、いかに近代史の研究者がGHQの歴史観に洗脳されているかが理解できる。欧米が自国の国益に沿って紛争を起こし、傀儡政権を作り、歴史を改竄していったかは日本の敗戦後に起きた東西冷戦や中東での終わらない戦争を見て行けばよくわかる。
その欧米の犠牲者である玄洋社の実像に迫ったものとしてこの一冊は秀逸である。