Take Ten
ジャズの「名盤」てなんだろう。評論家がほめるのが名盤なのか。ポール・デスモンドほど評論家の間で評価の低いサックス・プレーヤーはいない。イージーリスニングとかムード音楽とか悪評サクサク。しかし聴きもしない「名盤」を揃えるのだったらこの一枚を。「黒いオフフェ」、ジム・ホールの澄み切ったギターに抑制のきいたデスモンドのサックスがかぶる。恋人や奥様が「ジャズなんてうるさくていやだ。」なんて言うのだったら、この一枚を聴かせてあげて欲しい。あなたとパートナーの距離が縮まるにちがいない。「しょっちゅう聴いて、一生手放さない」のが名盤の条件だとすれば、これは間違いなく「名盤」です。(松本敏之)
タイム・アウト
誰もが名盤と認めるアルバムで、ワタシも大好きです。
個人的には、少しだけ古いアメリカのショートフィルムに出てきそうな音楽、あるいはちょっとだけ洒落たレストランで流れてきそうな音楽(イームズのフィルムにこんな音楽が使われていたような・・・)、という気がします。
とにかく落ち着くアルバムです。ど迫力も難解さもない親しみやすさは、やはり高いレベルを感じさせてくれて楽しいです。TVなんか消して、こういうのを聴いてみてはいかがでしょう?
Time Out
聞いた事のある曲が流れると思います。
「とりあえずジャズを聞いてみたい」
という人に貸している作品の1つです。
誰それが何何という知識はありませんが、
とても良い演奏が聴ける名盤です。