日本語の古典 (岩波新書)
日本古典で、散文のもの30点、古事記、日本書紀、風土記、竹取物語、伊勢物語、うつほ物語、蜻蛉日記、大和物語、落窪物語、枕草紙、源氏物語、堤中納言物語、大鏡、今昔物語集、方丈記、平家物語、とはずがたり、徒然草、太平記、風姿花伝、狂言、伊曾保物語、好色一代男、おくのほそ道、曽根崎心中、雨月物語、東海道中膝栗毛、蘭東事始、南総里見八犬伝、春色梅児誉美の入門書です。
一点7~8頁づつ。読者が途中で飽きないように、作品の内容で著者が疑問に思うこと挙げ、それを解く形で、原文を引用しながら、作品を解説。各解説の内容は独立しているで、短時間で、1点だけ読むという忙しい現代的読書法に向いています。▽やはり日本語学の専門家として、作家の特徴を言語分析から、明かにしている所が一番面白い。各作家が創作した擬音語や擬態語、比喩などが、はっきり指摘されています。▽古典離れになってしまった日本人を憂う熱心な教育者でもあるようです。面白さから読者を古典に近づけようと、かなり努力しているようです。無理しているように見える所もあり、実はそこが結構面白い。▽古典への敷居は高くはない。読者がそう分かるように、著者自身がその古典と関わった経験を、ありのまま書いています。著者が、本好きなんだということがよく判ります。▽作品解説で冴えていると思ったのは、平安・鎌倉の女流作家の作品。女流作者や女性の登場人物への著者の辛らつな感想が、実に楽しい。男性読者には、女性心理の勉強になります。
地の文での言葉遣いから、人柄が、親しく感じられます。書名から、目次を開いて見て、これだけの古典を一人で出来るのかと、半分疑いの気持ちで、読みました。読んでみると、どの作品への説明も力を抜いていなくて面白い。著者は、執筆途中で大腸癌を患い、お母さんも亡くされたそうです。そんな中で、これを書いたのですから、すごいファイターですね。
大映テレビ主題歌コレクション~フジテレビ編
TBS編、フジテレビ編を両方聴いてみると・・・・
TBSは麻倉未稀さん、フジテレビは椎名恵さんが歌っているのが多いですね。
両方の局に共通していえるのは、ドラマを盛り上げる曲をとても上手に選曲しているという事。
何十年たっても曲をまだ覚えているということは、単に主題歌というだけでなく、曲そのものもいい曲であるという事でしょう。
TBS編もそうだが、曲を聴くとなぜかテンションがあがる気がする・・
蒼黒の楔 緋色の欠片3 ポータブル(限定版: ドラマCD&デスクトップアクセサリー集同梱)
私はPS2版は未経験なのでPSP版のみの評価をしたいと思います。
良い点
攻略対象が8人でエンディングも幾つかあり飽きない
声優が豪華
スチルがとても綺麗(PSP版だと思えない画質です)
ゲームのBGMがストーリーに合っている(BGMのみでも良い感じ)
追加要素のミニゲームやご褒美ボイス等も良い
悪い点
特にはないです。
ただストーリーが全体的に短い気がします。(PSP版緋色の欠片より少ない)
私は気になりませんでした。
あと小説を読むような形式のゲームなので苦手な人は避けた方が良いです。
ストーリーを進めていくにつれて守護者の皆をはじめそれぞれの想いが伝わってきます。
感動する場面もあり涙も流しちゃいました。
私は通常版を購入しましたが限定版を購入しても損はないと思います。
乙女ゲームが好きな人や緋色の欠片シリーズが好きな人にオススメです!
ATOK 2010 for Windows [プレミアム] 通常版
パソコンを使用するときに、様々な機会でキーボードから文字を入力する事があります。
人間の思考をパソコンで表現するときに、入力インターフェースであるマウス・キーボードの
ハードウェアの使いやすさはもちろん、そこから送り込まれた情報を処理して適切に表示する
ソフトウェアの存在がとても重要です。
こと、日本語文章入力に限っていえば、長年の積み重ねてきた実績と経験、多数のユーザーの声が詰まっている
ATOK2010シリーズは、今までの日本人からの贈り物といっても過言ではないほど使いやすく洗練されています。
無料の日本語入力ソフトも多数登場してきた昨今、なぜ、お金を払って買うのかを再考してみて下さい。
それは、お金を払って買うだけの価値と魅力と実力があるということです。
そろそろATOK2011の予約が始まってきました。毎年のバージョンアップにより進化し続ける日本語入力ソフトは、
新しい環境に適応して生きていく、進化論をたどるような成長を続けています。
わたしもあなたもその成長に影響を与えてみませんか?
ATOKはそれに応えてくれるソフトウェアという日本語財産です。
氷結鏡界のエデン5 絶対聖域 (富士見ファンタジア文庫)
2巻から少しずつ存在をほのめかされていた統政庁。
統政庁の具体的な姿が描写された今巻、メインは統政庁が隠し持つ至宝「ミクヴァの緋眼」への
アクセスです。
統政庁の隠す真実を求めて機関内部まで侵入するシェルティスと、そこに待ち受ける守護者。
しかしその場には天結宮と統政庁だけでなく、謎の勢力である黄金(マハ)と空白(イグニド)までもが
乱入してきます。
三つどもえとなった抗争はバトル&策略が入り乱れての激戦に!
モニカチーム、錬護士筆頭イシュタル、そしてシェルティスがそれぞれ各所で敵と戦うバトルは、まさに
統政庁編のクライマックスにふさわしい迫力でした。
一気に広がる世界観そして勢力図。
今回登場した錬護士筆頭イシュタルをはじめ、敵方の守護者ゼアドールもまさに「武人」ながら
可愛いドジっぷりを発揮したりと、どこか憎めない魅力的なキャラだと思います。
シェルティス&ユミィやイシュタル&イーシャの姉妹コンビ等、今回はキャラ同士のかけあいもかな〜り
濃いめに楽しめるかも?
次巻から始まるであろう第三勢力との対決が今から楽しみです。