アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う (角川ビーンズ文庫)
抱腹絶倒の新シリーズ!とか、大御所先生の御墨付き!みたいな宣伝文句につられて読んでみました。
この作者の前作世界観が、東西イロイロ混ざった濃ゆーいものだったのでちょっと心配だったのですが、今作は西洋風でスッキリ。タヌキ顔の日本の女子中学生が、友達をかばって?その世界に召喚されてしまい伝説の聖女として国を救わなければならなくなるお話です。
もちろん出てくる男性陣は、敵国の王弟、聖女絶対の騎士、謎多き教会博士などなど美形を揃え、いかにもこれから逆ハー、来い!って感じです。しかし、いかんせん主人公が14歳なので、愛だの「俺のもの」だのが出てくるとおかしな風に見えてしまう・・・(主人公もせまられて「ロリコン!」って叫んでましたが)。あ、逆に恋愛色を薄める狙いの設定なのかな?。
読み終えてみると、主人公の言動なんかはマシンガン的で面白かったけど、抱腹絶倒って、どこら辺の事だったんだろう?。空気を読まない騎士様か?俺様な王弟か?、S傾向の教会博士?、ツンな騎士見習い?。登場人物達の掛け合いにも、そこまでの突き抜けたパワーは感じなかったんだけれど。もっとコメディを期待しちゃってたけど、結構王道なファンタジーでした。ちゃんと展開のお約束を守ったストーリーは、裏切りあり、過去世のしがらみあり・・・。
主人公も彼女=聖女なんて単純な話ではなく、ここからして危うい。アオリの期待とは違ったけれど、次の展開が気になるお話でした。
アリアではじまる聖譚曲 背信者は聖女に跪く (角川ビーンズ文庫)
テルミナ大陸の『聖女』として扱われる、日本人女子中学生アリア。幼なじみの同級生・耀子ちゃんが『真の聖女』として自ら、アリアの身代わりになって内乱寸前のカレヴィド帝国へ行ってしまい、アリアは救出に向かおうとするけれど…。
ついにカレヴィト帝国の聖廟でユースの出自や二千年前のイシェド帝、ゲオルグ王、聖女マリアの真実が明かされます。
けれど、アリアを行かせまいと箱庭に軟禁した正教国も内部対立が。今現在進行形の謎はまだまだ蔵だし中…たぶんこの人が黒幕だよね?って所まではわかったけれど。
アリア以外の、全貌を知ってて語る登場人物達のセリフは比喩的、暗示的なので、提示されてる「謎の中身」が想像つかないまま(私の想像力の貧困ゆえ、とは思いますが)追っかけてる状態です。せっかくの伏線が想像つかなかったため脳の引き出しに入ってなくて、謎解きポイントの言葉に「あ、そうだったっけ?」って感じで解明の達成感?を感じられず、アリア以下の残念な記憶力にがっかりな自分。
しかしアリアはまたも「分をわきまえ努力と謙虚」な凡人パワーで周りを圧倒しています。
聖女、としてでなくアリアを望むクラウディオとユースですが、彼女はどちらかを選ぶのか?。個人的には、アリア、○○より△△の方に、感情動かされてるように読めましたが、自覚はしてないかな〜。
聖女を召喚した黒幕の思惑とは。アリアは王たる誰かを選んで『婚姻』し、ソムニウムには帰らないのか、はたまた帰って何事もなかったようになるのでしょうか?。
次巻完結、今度は今のこの正教国の謎が明らかになるのでしょう。今回出ているヒントを忘れてないようにスッキリ読了したいです。
アリアではじまる聖譚曲 略奪者は聖女をうばう (角川ビーンズ文庫)
シリーズ三作目。平凡な中学生アリアが、召還された異世界テルミナで聖女として奮闘するお話です。
アリアLOVEな級友・耀子ちゃんが本格的に物語に参戦。新キャラも何人か出てきました。
聖職者省・枢機卿ゼノンは前回チラッと出てきていましたが、伏線は多いものの、耀子ちゃんが騎士団の新しい枢機卿ヨークだとは思いませんでした。
逆ハーちっくですが、アリアとユースとクラウディオの三人で恋愛は進むと思われます。しかしユースの中には、二千年前の暴虐帝イシェドがいるのでどうなるのか…。
そもそもユースの中にいるのが本当にイシェドなのかはっきりしていません。本人も特に名乗っていないので。
周りが「イシェドだ!」と言うので、今更違う人物とは思えませんが…。
テルミナは、正騎士ユースや列聖省・枢機卿ジュリアスがいる正教国、クラウディオが王弟の神聖カレヴィト王国、そしてまだ話には絡んでいないマグナ共和国から主に成り立っています。
正教国の枢機卿は十二人もいますし、聖女の次高位の教皇聖下も未だ謎。
クラウディオの側近がマグナ共和国出身ぽいですし、話の規模でキャラ数も変わりそうです。
全体のノリはコメディですが、本来は切なく悲しいお話の今後が気になります。
イシェド(inユース)が強すぎて「これ誰か勝てるの!?」と本気で思いましたが、私は好きです!(笑)
次巻も期待です。
愛にあいたかった
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