赤い糸 <通常盤>
新垣結衣さんの歌に関してはかなり賛否両論あって、
参考目当てにみるほうとしても苦しくなってくるのですが、
☆5つの下の方のレビューは真に的を得ていると思います。
私の意見を追加させていただくと、
たしかに彼女の今の実力は歌としては鼻歌と評されても仕方ない。
アイドルが人気目当てでCDも出すという感じで見たら、悪評しかないでしょう。
しかし、彼女のドキュメンタリー(某国営放送で先日ありましたね。)
を見ていると、歌うことに関してもプロ意識を持っているのが分かります。
つまり、スタート時点は下手でも良いと私は思います。
うまくはないですが、彼女の声には「透明感」という個性があります。
これが伸びていけばいい歌手になる可能性はあると思います。
正直他のタレントCD歌ってる人にはそういうポテンシャルがないのがほとんど。
この差は大きいのです。
今比較したらおこられそうですが、浜崎あゆみさんも
やはり当時はTK傘下の名歌手が周りにひしめいている状態だったのもあり、
最初はそんなにうまいという感じではなかったです。
ただ、やはり声に独特の個性がありました。
これが、続けているうちにどんどんと歌の技術を身につけ、
歌唱力も格段にUPし、アイドルが歌っているという形からアーティスト
へと変貌を遂げ、いまや日本一といってもいいくらいの歌姫です。
要は彼女が今後どれだけの意思を持って続けていくかです。
談話を見ると、彼女にはその意思が見られました。それに期待して、温かく成長を見守りたいと思います。
それよりも、あのイラストはさすがにまずい思います。そこだけが一番問題だと思いました。
伯爵と妖精 運命の赤い糸を信じますか? (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)
本編は暗くなってしまっていますが、こちらは甘い短編集。
表題作「運命の赤い糸を信じますか?」を含む3作が収録されています。
「不思議な贈り物と従者の受難」
妖精からの不思議な贈り物を受け取った、エドガー。
「使用禁止」と書いてあるにも関わらず、使用してしまいます…レイヴンが。
今作はレイヴンにスポットが当てられています。
「運命の赤い糸を信じますか?」
妖精フェアリーゴッドマザーの魔法のおかげで赤い糸が見えるようになってしまった。
婚約者のエドガーの指には何本もの赤い糸が結ばれていて…
成程…そういうことか!というラストでした。
エドガーの幼馴染ロタや画家のポールも登場します。
「リボンは勝負のドレスコード」
書き下ろし作品。
妖精界からリディアの前世での恋人だったという人物が現れ、エドガーに決闘を申し込んでしまいます。
どの作品も短編というだけあって、随所にエドガーとリディアが甘甘としています。
結婚に迷うリディアの乙女心も描かれています。密度の濃い短編集ではないでしょうか。
脳は0.1秒で恋をする
人生において
恋愛の意味について考えることなんて
ほとんどない。
この本を読むことによって、
恋愛することは時間の無駄か?
どのようなパートナーが最良か?
一目惚れはありえるのか?
妥協して結婚する必要はあるのか?
など普段考えることのない恋愛について
考えてみることのできた。
そんな意味でオススメできる。
赤い糸 DVDボックス
ドラマ「赤い糸」。
2008年度末ちょっとはまりました。
溝端淳平と南沢奈央の演技はフレッシュというか、初々しいと言うか
演技が初心者と言う意味ではなく、
彼らの本当に純粋な心がそのまま演技に出ている気がして
とても感じ入りました。
一番好きなシーンは
芽衣(めい=南沢奈央)と敦史(あつし=溝端淳平)が別れなければならなかった数年後、
二人の16歳の誕生日に、約束したケーキ屋で再会する場面。
芽衣「約束、覚えててくれたんだね。」
敦史「うん。」
芽衣「私、何を言われても、何があっても、あっくんの事信じれば良かった。」
芽衣「私たち。また会えるかな・・」
敦史「芽衣には大切な事教えて貰った。
どんな別れがあったとしても、出会った事には必ず意味がある。そう信じてるんだ。」
いい言葉です。
そして芽依の最後の「バイバイ」は本当に感じ入りました。
本当は会えてすごく嬉しいけど、大好きだから別れたくないけど
これが周りにとっても最善と自分に言い聞かせる様に絞り出し
愛おしむように別れを告げる「バイバイ」の涙と笑顔。
この演技は、本当に二人の純粋な心が無いと出来ない演技だと思いました。
他にも良いシーンは沢山あります。
高橋陸(たかちゃん=木村了)の暴力的だけど、悲しいほど芽衣が好きで、芽衣の幸せのため身を引く気持ちとか。
学生だからといって幼稚というわけではなく、大人にとっても大切なエッセンスが沢山詰まってます。
色んな所に、相手を思う優しい気持ちが溢れている良いドラマでした。
主題歌のHY「366日」も最高です。
「赤い糸」
原作のケータイ小説は良く知りませんが
こんなに優しく素晴らしいドラマをつくった制作者とキャストの面々は最高のチームだと思います。
同じ時代に生きている事の奇跡。
広い世界で同じ場所に居たという奇跡。
そして沢山の人の中で出会ったという奇跡。
当たり前と思っていた、そんな素晴らしい事実を気付かせてくれる。
そんな作品です。