GOEMON [DVD]
ロードショー時のweb siteは見ていました。ビジュアルはすごいなと思いましたが、
それ以上の興味は持てなかった。
地上波TV放送で見て、意外だったのは、城や船や花火などの華麗壮大な場面以外のところ、
たとえば蛍が飛ぶ谷などの自然描写など、すべてのところの美術がほぼ完璧で美しかったこと。
公開の時期だけ見れば『アバター』以前だから、CGで世界のすべてを描ききることをやった
その点はすごいと素直に思います。
レビューでは物語性がけちょんけちょんの評価ですが、
このくらいの作品はハリウッドにはごろごろしています(というかほとんどこんなかんじです)。
紀里谷さんはマイケル・ベイみたいな映像派の監督なのだと思います。映画というよりは映像絵巻物。
人物が描けていないのは、大手パチンコ屋さんの御曹司だからか、人生経験や人間理解が表層的なのでしょうか。
自分がプロデューサーですから、こういうものが作れてしまうのでしょう。
茶の間のテレビの前で2時間過ごすには、問題ない作品です。
みなさんの多くの辛口レビューを読んで思うのは、映画であることの難しさです。
フェリー二やベルトリッチや黒澤、北野、宮崎・・
といった映画作家たちのすばらしい遺産に、改めて思いをはせます。
ムービー・マスターピース GOEMON The Movie 1/6スケールフィギュア 浅井 茶々
五右衛門&才蔵を持っているので無条件購入しました。できはさすがホットトイズといったところですがやや肌の色が黒めな感じがしますので星四つです。映画の茶々はまあ広末涼子ですが色白ですし箱の写真もかなり色白ですからそこ以外は良いできです。